食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02160230188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、バオバブの乾燥果実の繊維について英国食品基準庁(FSA)が作成した初期評価報告書に関する評価意見書を公表
資料日付 2007年9月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、バオバブの乾燥果実の繊維について英国食品基準庁(FSA)が作成した初期評価報告書の評価についての競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)からの諮問に対し、9月20日付け評価意見書(諮問番号:Afssa?Saisine n°2007-SA-0241、4ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1.諮問にあるバオバブの果実はアフリカでは伝統的に食されている。
2.提出資料にあるバオバブ製品の仕様及び栄養成分等の組成
(1)仕様:果実から得た繊維を粉末にして乾燥したもの。
(2)栄養成分:糖質、脂肪酸、水分、ペクチン等。
(3)重金属:水銀、カドミウム、ヒ素、鉛等は基準値以下。
(4)その他:残留農薬、有機化合物、シアン化物は検出されていない。
 ただし、過去に提出された組成データと比較し、水分が多くペクチンが少ないという不整合があった。当該製品は製造工程中の脱ペクチン処理においてさらに加水されるため、水分含量の多さは微生物増殖リスクを招く可能性があり、当該部分に関する資料は不完全であると考えられる。
3.製造工程に関する事項
 原料の供給元による定期的検査が行われるべきだと考える。
4.用途に関する事項
 シリアルバーや飲料等への使用が予定されている。用途に関してFSAは十分であるとの見解を示しているが、AFSSAは用途が指定されていない点に留意している。
5.ヒトへの影響に関する事項
 バオバブの果実を過剰摂取すると消化不良や、下痢や軟便を引き起こす可能性がある。
6.微生物に関する事項
 サルモネラ属菌は検出されなかった。大腸菌、酵母及びカビ等は検出されたが、加工時の加熱を考慮し許容範囲内であると考えられる。
7.毒性に関する事項
 マウスによる慢性・亜慢性毒性試験及び分析の結果、問題は見あたらなかった。また、提出資料においても毒性リスクは示されていない。ただし、生殖及び発がん性に関する試験で多くの情報が欠けていた。また、交差アレルギーやたん白質アレルギーのリスクが存在する可能性がある。
8.結論
 安全であるというFSAの評価結果に基本的には準じるが、微生物の増殖によるリスクを抑制するために厳しい水分管理の必要があることを付記する。加えて脱ペクチン処理製品に関する毒性試験情報が不十分であった旨を指摘するものである。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/NUT2007sa0241.pdf

利用上の注意事項

本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。

1 情報の収集・要約・翻訳について

 (1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。
 (2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
 (3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
 (4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
 (5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。

2 掲載情報と食品安全委員会の立場について

 (1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。
 (2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
 (3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
 (4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。

3 利用者の責務

 (1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。
 (2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
  ① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
  ② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
 (3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。