食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01450280294
タイトル WHO、鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-17、18とWHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数一覧表を公表
資料日付 2006年6月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは6月6日、鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-17、18を公表した。これを受けて、ヒト感染症例累積数一覧表も更新した。概要は以下のとおり。
1.インドネシアの状況-17
 ここ4日間、インドネシア保健当局とWHOは、H5N1亜型感染の確認された患者の看護に携わっていた看護士4人がインフルエンザ様疾病を患った事例を注意深く観察していた。
 検査結果は、看護士4人全員がH5N1亜型感染を否定するものであった。
 このように迅速かつ綿密にこれら看護士のインフルエンザ様疾病を調査したということは、インドネシア保健当局の関心の高さを示すものである。看護士4人の検査結果が陰性であったということは、H5N1亜型ウイルスが今のところヒト間で効率的かつ持続的に拡散していないという証拠となる。
2.インドネシアの状況-18
 インドネシア保健省は、インドネシアで49番目となるH5N1亜型鳥インフルエンザウイルスに感染したヒト症例を確認した。
 この症例は、西ジャワのタシクマラヤ(Tasikmalaya)の少年15歳で、5月24日に発症し、26日に入院、同月30日に死亡した。
 現地の保健当局が実施した調査では、この少年は発症する前の週に家で病気にかかった鶏や死んだ鶏と接触したという経緯が判明した。家族と密接に接触を持った人物の観察からは、インフルエンザ様疾病は見つかっていない。
 インドネシアでは今日までに49症例が確認され、37人が死亡した。
 インドネシアのほぼ全土の家きん類にH5N1亜型ウイルスは定着したと考えられる。迅速かつ包括的にこの事態を扱わないかぎり、引き続き散発的なヒト感染症例は発生するだろう。
 今回新たに確認された症例は、家きん類の死亡から高リスク状況が明らかになっているにもかかわらず暴露をした数例の一つである。動物における病気を管理できるまで、WHOと保健省の担当官はH5N1亜型鳥インフルエンザ感染のリスク要因、避けなければならない行為に関する国民意識を急ぎ向上させる必要性を理解している。
3. 感染者数の累計(6月6日付)
アゼルバイジャン:感染者数8人、内死亡者数5人
カンボジア:感染者数6人、内死亡者数6人
中国:感染者数18人、内死亡者数12人
ジブチ:感染者数1人、内死亡者数0人
エジプト:感染者数14人、内死亡者数6人
インドネシア:感染者数49人、内死亡者数37人
イラク:感染者数2人、内死亡者数2人
タイ:感染者数22人、内死亡者数14人
トルコ:感染者数12人、内死亡者数4人
ベトナム:感染者数93人、内死亡者数42人
合計:感染者数225人、内死亡者数128人
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2006_06_06/en/index.html
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://www.who.int/csr/don/2006_06_06b/en/index.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。