食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01250200314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、BfR科学「若鶏肉を介するカンピロバクター感染症(定量的リスク評価)」を公表
資料日付 2006年1月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、BfR科学※(2005年第3号)「若鶏肉を介するカンピロバクター感染症(定量的リスク評価)」(84ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 ドイツでは食品に関わる細菌感染症の中で、カンピロバクター感染症がサルモネラ感染症に次いで多い。主な感染源は動物由来食品、特に家きん製品である。2001年10月~2002年4月にベルリンの小売店の若鶏肉を検査したところ、平均58.1%がカンピロバクターに汚染されていた。そのためBfRは、ドイツにおけるカンピロバクター感染症の減少を目的とし、本プロジェクトを実施した。
 Codex食品規格委員会が1999年に定義した定量的リスク評価のためのコード(①ハザードの特定、②ハザードの特性付け、③暴露評価、④リスクの特性付け)に基づいて、評価を実施した。
 モデルシミュレーションの結果、ドイツで発生するカンピロバクター感染症の約47%が、若鶏肉に由来しうることが示された。特に皮付き新鮮若鶏肉(たとえばもも肉)が原因となる。また、特に若鶏肉の表面に存在するカンピロバクターを低減することにより、カンピロバクター感染症のリスクを効果的に減少させうることが示された。
※「BfR科学」は、BfRが年に4~5回発行する刊行物
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) (独)BfR連邦リスク評価研究所
URL http://www.bfr.bund.de/cm/238/campylobacteriose_durch_haehnchenfleisch.pdf
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