食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01210120361
タイトル 台湾行政院衛生署、米国Gerber社のベビーフードからカドミウムが検出された件に食品安全警報
資料日付 2005年12月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署は12月12日、イスラエルで米国Gerber社のベビーフード(キャロットピューレ缶詰。4ヶ月以上の乳児(Stage One)向け)からカドミウムが検出された件について、台湾当局による検査結果はまだ出ないものの、台湾でも問題の製品が輸入されているとして、同署が信号色の3段階に分けて危険度を発している警報レベルの2段階目(黄信号)レベルの警報を発し、消費者に注意を促した。
 カドミウム含有は、イスラエル当局の定例検査により明らかにされた。含有は、許容レベルの40倍に当たるとして、イスラエル当局は12月8日に回収命令を発している。その後、同社も同製品を自主的に回収している。イスラエルにおける回収関連情報は、下記URLから入手可能。(報道記事。Haaretz Daily編集)
http://www.haaretzdaily.com/hasen/spages/656091.html
 また、同署は一般向けのリスク説明文書「カドミウムと健康リスク」を発し、以下のとおりカドミウムの健康リスクについて説明している(下記URLから全文入手可能)。
http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?doc_no=43094
①カドミウムはヒトの体内に入った後の半減期(half-life)が長いため(30年)、少量でも長年の継続摂取により肝臓に蓄積し、骨格の発育等に影響を及ぼす。
②カドミウム及びその化合物は国際癌研究機関(IARC)により発がん性が認められている。また、WHOの定める暫定耐容週間摂取量(provisional tolerable weekly intake
, PTWI)は7mg/kg体重であり、成人の平均体重60kgで換算すると、1人あたりPTWIは420mgとなる。
③台湾国内の関連規定:飲用水中のカドミウム上限量は5ppb(行政院環境保護署が規定)。(食用の)米に含まれるカドミウム上限量は0.5ppm(行政院衛生署が規定)。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?doc_no=43093
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