食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01130130328
タイトル 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、ブラジルの口蹄疫に対する英国の定性的リスク分析を公表
資料日付 2005年10月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は10月11日、ブラジルで発生した口蹄疫(FMD)に対する英国のリスクを定性的に分析し発表した。概要は以下のとおり。
 ブラジル政府は、2005年10月始めに牛及び豚にFMDが発生したことを発表しているが、この発生は、ブラジルのなかでもワクチン接種がなされている地区で欧州連合(EU)が貿易を許可されている地区で確認された。この地区からEU加盟国への輸入は、骨抜き牛肉、缶詰加工されたペットフード、及び犬用のガムのみが許可されていた。
 分析によれば、ヒトの消費のために骨抜き肉を輸入することについては、法律に遵守した輸入がなされている限りFMDを国内にもちこむリスクは低い。また、加工時にウイルスを死滅させることのできる缶詰加工のペットフード、及び犬用のガムについてはほとんどリスクがないと判断された。
 今回、EUは安全性確保のため、リスクのあるパラナ地区をふくめ、感染地区(マト、グロッソドサル)からの骨抜き牛肉の輸入を暫定的に中止することを決めた。ただし、9月30日以前の製品については許可され、上記地区以外のEUに許可されている地区からの輸入は継続される。
 EUは、加工工程から判断して、缶詰加工されたペットフード、及び犬用のガムの輸入を継続することを許可している。
 発生地区の管理がうまくいかず非感染地区に広がった場合は、リスクが大きくなる。従って、このリスク分析結果は、当局による継続的調査が続けられ、必要に応じて訂正される。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
情報源(報道) DEFRA
URL http://www.defra.gov.uk/animalh/diseases/monitoring/pdf/fmd-brazil.pdf
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