食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00930300305
タイトル EU、2003年度人獣共通感染症の傾向を発表
資料日付 2005年5月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUは、欧州における2003年度の人獣共通感染症の発症傾向を発表した。概要は以下のとおり。
①サルモネラ及びカンピロバクター
 各々約135
,000件のヒトの症例報告があり、ヒトが感染した人獣共通感染症中最多。前者は数年来減少傾向で、後者は増加傾向。動物では家きん類に増加傾向が見られ、家きん肉からの菌検索が多かった。
②エルシニア症
 ヒトへの感染が9
,399件。原因食品では豚肉が最多だった。
③ブルセラ病
 14か国でヒトへの感染が1
,094症例。前年の2
,386件から半減。動物では依然非清浄国がある。
④ベロ毒素E. coli症
 ヒトの感染は減少したものの2
,607件。ヒトと牛の感染に共通性のある国もある。
⑤リステリア症
 ヒトへの感染が1
,048症例。各種インスタント食品からのリステリア・モノサイトジェネスの検出が多かった。
⑥狂犬病
 動物での報告は5か国。ヒトの感染症例の報告はなし。
⑦結核病(牛)
 牛の感染集団の割合は0.08%~6.9%で国により格差。Mycobacterium bovisによるヒトの症例は、10か国で計57症例報告があった。
 
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ew/2005/050526.asp#4
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