評価書詳細
項目 | 内容 | 添付資料ファイル |
評価案件ID | kya20210608325 | - |
評価品目名 | アレルゲンを含む食品(卵) | - |
評価品目分類 | その他 | - |
用途 | - | - |
評価要請機関 | 食品安全委員会 | - |
評価要請文書受理日 | - | - |
評価要請の根拠規定 | 食品安全基本法第23条第1項第2号 | - |
評価目的 | 食品安全委員会が自らの判断で行う食品健康影響評価として、アレルゲンを含む食品(卵)に係る食品健康影響評価を行った。 | - |
評価目的の具体的内容 | - | - |
評価結果通知日 | 2021年6月8日 | - |
評価結果の要約 | アレルゲンを含む食品に関する表示の対象は、特定原材料が7品目、特定原材料に準ずるものが21品目あるが、このうち国内における患者数が多く、科学的知見が豊富な「卵」を評価の対象とした。また、特定原材料の「卵」の範囲は食用鳥卵全般であるが、入手した科学的知見に基づき鶏卵によるアレルギーに関する知見を整理し、必要に応じて鶏卵以外の食用鳥卵に係る知見も踏まえ、「卵」の食品健康影響評価を実施した。 アレルギー症状の誘発には個人差があり、個人レベルでみると数μgという微量の鶏卵タンパク質レベルによりアレルギー症状が誘発されることもあるため、鶏卵アレルギーに限らず食物アレルギー患者は医師の指示の下に加工食品を摂取する必要があるが、現在のアレルゲンを含む食品に関する表示制度があることにより、おおむね鶏卵アレルギー患者において、表示義務対象の加工食品ではアレルギー症状が誘発されないと判断される。 したがって、現在のアレルゲンを含む食品に関する表示制度は、「卵」についてはおおむね妥当であると判断した。 なお、今後、更なる精緻化を含めて食品健康影響評価を行うためには、必要な科学的知見を集積することが重要である。 |
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評価結果の要約補足 | 令和3(2021)年6月8日にアレルゲンを含む食品(卵)に係るQ&Aを作成しました。 http://www.fsc.go.jp/osirase/allergen_egg.html 令和3(2021)年9月に評価書仮訳(英語) ” Food Allergens: Eggs” を作成しました。 http://www.fsc.go.jp/english/evaluationreports/others_e1.html |
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