食品安全委員会メールマガジン 第587号
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内閣府 食品安全委員会ｅ-マガジン 第587号 平成31年3月27日
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1. 食品安全委員会などの開催結果
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■第736回 食品安全委員会
（後日、下記URLにも掲載致します。）
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20190326fsc
日時：平成31年3月26日(火)
議事概要：
(1)平成31年度食品健康影響評価依頼予定物質について（食品中の暫定基準を設定した農薬等）
・厚生労働省から説明。
・厚生労働省に対し、食品健康影響評価に必要な準備を整え、計画どおり評価依頼を行うよう要請。
(2)平成31年度食品健康影響評価依頼予定物質について（飼料中の暫定基準を設定した農薬）
・農林水産省から説明。
・農林水産省に対し、食品健康影響評価に必要な準備を整え、計画どおり評価依頼を行うよう要請。
(3)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取に関するリスク管理機関からの説明について
・農薬 5品目
・ [1]チフルザミド、[2]ピリダリル、[3]ブプロフェジン、[4]フルオピラム、[5]プロチオコナゾール
・農薬及び動物用医薬品 1品目
・オキソリニック酸
・厚生労働省及び担当の吉田(緑）委員から説明。
・農薬「チフルザミド」、「ピリダリル」及び「プロチオコナゾール」については、農薬専門調査会において審議することとなった。
・農薬「ブプロフェジン」及び「フルオピラム」については、既存の評価結果に影響を及ぼす可能性があるとは認められないことから、専門調査会による調査審議を経ることなく、今後、委員会において審議を行い、必要に応じて評価書を改定することとなった。
・農薬及び動物用医薬品「オキソリニック酸」については、農薬専門調査会において調査審議することとし、動物用医薬品専門調査会において調査審議するかどうかは、農薬専門調査会における審議結果を踏まえ検討することとなった。
・動物用医薬品 3品目
・[1]塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム水和物、酢酸ナトリウム水和物及びブドウ糖を有効成分とする牛の注射剤（酢酸リンゲル糖−V注射液）、
[2]牛伝染性鼻気管炎・牛パラインフルエンザ・牛RSウイルス感染症混合生ワクチン（ティーエスブイ3）、
[3]鶏伝染性ファブリキウス嚢病・マレック病（マレック病ウイルス2型・七面鳥ヘルペスウイルス）・鶏痘混合生ワクチン（バックスオンPox/MD/IBD）
・農林水産省から説明。
・本件について、食品安全基本法第11条第1項第2号の人の健康に及ぼす悪影響の内容及び程度が明らかであるときに該当すると認められる旨を、リスク管理機関（農林水産省）に通知することとなった。
・プリオン 1案件
・スペインから輸入される牛、めん羊及び山羊の肉及び内臓について
・厚生労働省から説明。
・本件について、プリオン専門調査会で審議することとなった。
(4)微生物・ウイルス専門調査会における審議結果について
・食品安全委員会（第730回）からの検討依頼事項（アニサキス）に関する審議結果の報告について
・担当の山本委員から説明。
・本件について、知見等を収集した上で、微生物・ウイルス専門調査会において、リスクプロファイルの作成を進めることとなった。
(5)遺伝子組換え食品等専門調査会における審議結果について
・「LU17257株を利用して生産されたフィターゼ」に関する審議結果の報告と意見・情報の募集について
・担当の川西委員及び事務局から説明。
・取りまとめられた評価書案について、意見・情報の募集手続に入ることとし、得られた意見・情報の整理、回答案の作成及び評価書案への反映を、遺伝子組換え食品等専門調査会に依頼することとなった。
(6)新開発食品専門調査会における審議結果について
・「ヴァームスマートフィットウォーター」に関する審議結果の報告と意見・情報の募集について
・担当の川西委員及び事務局から説明。
・取りまとめられた評価書案について、意見・情報の募集手続に入ることとし、得られた意見・情報の整理、回答案の作成及び評価書案への反映を、新開発食品専門調査会に依頼することとなった。
(7)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
・添加物及び遺伝子組換え食品等「Escherichia coli K-12 W3110(pWKLP)株を用いて生産されたプシコースエピメラーゼ」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・本件について、「『遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物の安全性評価基準』に基づき評価した結果、ヒトの健康を損なうおそれはない。また、添加物として適切に使用される場合、安全性に懸念がないと考えられ、一日摂取許容量を特定する必要はない。」との審議結果が了承され、リスク管理機関（厚生労働省）へ通知することとなった。
・農薬「アフィドピロペン」に係る食品健康影響評価について
・農薬「オキスポコナゾールフマル酸塩」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「アフィドピロペンの一日摂取許容量（ADI）を0.08mg/kg 体重/日、急性参照用量（ARfD）を0.18mg/kg 体重と設定する。」
「オキスポコナゾールフマル酸塩の一日摂取許容量（ADI）を0.03mg/kg 体重/日、急性参照用量（ARfD）を0.2mg/kg 体重と設定する。｣
との審議結果が了承され、リスク管理機関（厚生労働省）に通知することとなった。
・遺伝子組換え食品等「JPAN002株を利用して生産されたホスホリパーゼ」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「『遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物の安全性評価基準』に基づき評価した結果、ヒトの健康を損なうおそれはないと判断した。」との審議結果が了承され、評価書の一部を修正の上、リスク管理機関(厚生労働省)に通知することとなった。
・薬剤耐性菌「家畜に使用するテトラサイクリン系抗生物質」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「評価対象テトラサイクリン系抗生物質が家畜に使用された結果として、ハザードが選択され、家畜由来の畜産食品を介してヒトがハザードに暴露され、ヒト用抗菌性物質による治療効果が減弱又は喪失する可能性は否定できないが、リスクの程度は低度であると考えた。」との審議結果が了承され、リスク管理機関（農林水産省）に通知することとなった。
(8)2019年度食品安全委員会運営計画について
・事務局から説明。
・本件について、案のとおり決定された。
(9)2019年度食品健康影響評価技術研究追加公募課題（案）について
・事務局から説明。
・本件について、案のとおり決定された。
■専門調査会
〇第80回 農薬専門調査会評価第二部会(非公開)
日時：平成31年3月20日(水)
議題：メチルテトラプロール
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20190320no1
〇第54回 かび毒・自然毒等専門調査会
日時：平成31年3月25日(月)
議題：デオキシニバレノール
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20190325ks1
〇第142回 肥料・飼料等専門調査会(非公開)
日時：平成31年3月25日(月)
議題：チルジピロシン、チルジピロシンを有効成分とする豚の注射剤（ズプレボ40注射液）、アモキシシリン水和物を有効成分とする牛及び豚の注射剤（アモスタックLA注）
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20190325ff1
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2. 食品安全委員会などの開催案内
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■第737回 食品安全委員会
日時：平成31年4月2日(火)14:00〜
議題等：平成31年3月28日(木)15:00頃にホームページに掲載予定
■専門調査会
〇第169回 農薬専門調査会幹事会
日時：平成31年3月29日(金)14:00〜
議題：イミノクタジン、カルタップ、チオシクラム、ベンスルタップ、フロルピラウキシフェンベンジル、フルチアニル、ペルメトリン、ビフェントリン、フロニカミド
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/annai/nouyaku_annai_kanjikai_169.html
〇第184回 遺伝子組換え食品等専門調査会（非公開）
日時：平成31年3月29日(金)14:00〜
議題：JPAo002株を利用して生産されたフィターゼ
http://www.fsc.go.jp/senmon/idensi/annai/idensi_annai_184.html
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