メールマガジン 第502号

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内閣府 食品安全委員会e−マガジン 第502号 平成29年5月31日
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(今号の総文字数:約5,000字)

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【目次】
1.食品安全委員会などの開催結果
[1]第651回食品安全委員会
★評価の要請
・食品衛生法第11条第3項の規定に基づき、人の健康を損なうおそれのないことが明らかであるものとして厚生労働大臣が定める物質 1品目
・農薬 4品目
・農薬及び動物用医薬品 2品目
・動物用医薬品 1品目(ポジティブリスト制度関連)

★農薬専門調査会における審議結果
・「シアントラニリプロール」
・「フルベンジアミド」

★評価結果の通知
・農薬「プロシミドン」
・遺伝子組換え食品等「アクリルアミド産生低減及び打撲黒斑低減ジャガイモ(SPS-00E12-8)(食品・飼料)」
     
★六価クロムワーキンググループの設置について

[2]専門調査会
・第69回微生物・ウイルス専門調査会
・第5回評価技術企画ワーキンググループ
・第160回添加物専門調査会

2.食品安全委員会などの開催案内
・第652回食品安全委員会
・専門調査会

3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)

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1.食品安全委員会などの開催結果
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■第651回食品安全委員会
日時:平成29年5月30日(火) 14:00〜15:12
傍聴者:9名
議事概要:
(1)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取に関するリスク管理機関からの説明について
[1]食品衛生法第11条第3項の規定に基づき、人の健康を損なうおそれのないことが明らかであるものとして厚生労働大臣が定める物質 1品目
・ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン
・厚生労働省からの説明
・農薬専門調査会において審議することとなった。
*農薬として使用される殺虫剤で、人の健康を損なうおそれのないことが明らかであるものとして厚生労働大臣が定めることについて、意見が求められています。

[2]農薬 4品目
{1}DCIP
{2}クロルメコート
{3}フルオピコリド
{4}ホセチル
・厚生労働省からの説明
・{1}、{4}食品安全基本法第11条第1項第2号の人の健康に及ぼす悪影響の内容及び程度が明らかであるときに該当することが確認された。
・{2}農薬専門調査会において審議することとなった。
・{3}今後、委員会において審議を行い、必要に応じて評価書を改訂することとなった。
*{1}殺線虫剤で、きゅうり、なす等に使用します。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。
*{2}植物成長調整剤で、小麦に使用します。今回、小麦(秋播)への適用拡大申請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。
*{3}殺菌剤で、ばれいしょ、たまねぎ等に使用します。今回、ホップへのインポートトレランス申請がされています。
*{4}殺菌剤で、にんじん、きゅうり等に使用します。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。

[3]農薬及び動物用医薬品 2品目
{1}スピノサド
{2}ダイアジノン
・厚生労働省からの説明
・農薬専門調査会において審議することとなった。
*{1}殺虫剤で、キャベツ、いちご等に使用します。今回、さやえんどう及びにんにくへの適用拡大申請がされています。動物用医薬品としても用いられます。
*{2}殺虫剤で、りんご、ばれいしょ等に使用します。動物用医薬品としても用いられます。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。

[4]動物用医薬品 1品目(ポジティブリスト制度関連)
・[モノ,ビス(塩化トリメチルアンモニウムメチレン)]-アルキルトルエン
・厚生労働省からの説明
・動物用医薬品専門調査会において審議することとなった。
*消毒剤で、国内において動物用医薬品として畜・鶏舎、牛、豚等の家畜等の殺菌消毒剤として用いられています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。

(2)農薬専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
[1]「シアントラニリプロール」
[2]「フルベンジアミド」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続きに入ることが了承された。
*[1]殺虫剤で、だいこん、きゅうり等に使用します。今回、非結球あぶらな科葉菜類、にんじん等への適用拡大申請がされています。
*[2]殺虫剤で、キャベツ、りんご等に使用します。今回、ごぼう、かぼちゃ等への適用拡大申請がされています。

(3)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
【食品健康影響評価】
以下の審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省及び農林水産省)へ通知することとなった。
[1]農薬「プロシミドン」
・一日摂取許容量(ADI)を0.035 mg/kg 体重/日、一般の集団に対する急性参照用量(ARfD)を0.3 mg/kg 体重、妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対する急性参照用量(ARfD)を0.035 mg/kg 体重と設定する。
[2]遺伝子組換え食品等「アクリルアミド産生低減及び打撲黒斑低減ジャガイモ(SPS-00E12-8)(食品・飼料)」
{1}遺伝子組換え食品等「アクリルアミド産生低減及び打撲黒斑低減ジャガイモ(SPS-00E12-8)(食品)
・『遺伝子組換え食品(種子植物)の安全性評価基準』に基づき評価した結果、ヒトの健康を損なうおそれはないと判断した。
{2}遺伝子組換え食品等「アクリルアミド産生低減及び打撲黒斑低減ジャガイモ(SPS-00E12-8)(飼料)
・『遺伝子組換え食品(種子植物)の安全性評価基準』に準じて安全性評価を行う必要はなく、当該飼料を摂取した家畜に由来する畜産物について安全上の問題はないと判断した。
*[1]殺菌剤で、だいず、ばれいしょ等に使用します。今回、ズッキーニへの適用拡大申請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。
*[2]アクリルアミドの生成が低減され、打撲による黒斑ができにくいジャガイモです。

(注)*の記述は、物質の概要です。

(4)六価クロムワーキンググループの設置について
・事務局から説明。
・六価クロムワーキンググループ」を設置することとなった。

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170530fsc

■専門調査会【微生物・ウイルス】【評価技術企画WG】【添加物】

○第69回微生物・ウイルス専門調査会
日時:平成29年5月24日(水)14:00〜15:44
議題:豆腐の規格基準の改正について
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170524bv1

○第5回評価技術企画ワーキンググループ
日時:平成29年5月26日(金)10:00〜11:54
議題:(Q)SAR 及びRead acrossに関する報告書(案)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170526so1

○第160回添加物専門調査会
日時:平成29年5月29日(月)14:00〜17:05
議題:硫酸アルミニウムアンモニウム及び硫酸アルミニウムカリウム
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170529te1

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2.食品安全委員会などの開催案内
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■第652回食品安全委員会
日時:平成29年6月6日(火) 14:00〜
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成29年6月1日(木) 15:00頃にホームページに掲載予定

■専門調査会【農薬】
○第65回農薬専門調査会評価第一部会
日時:平成29年6月2日(金)14:00〜
議題:テフルベンズロン
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/annai/nouyaku_annai_hyouka1_65.html

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3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)
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