メールマガジン　第４９１号

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内閣府 食品安全委員会ｅ−マガジン 第491号 平成29年3月1日
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(今号の総文字数:約5,100字)
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┃今週の話題┃
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★食品に関するリスクコミュニケーション
「食品の安全を守る取組 〜農場から食卓まで〜 」開催及び参加者の募集について
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/syokuhinanzen_osakatokyo_201703.html

★食品安全委員会主催講座 開催及び参加者の募集のおしらせ
「精講：食品健康影響評価　〜加熱時に生じるアクリルアミドの食品健康影響評価及び低減対策〜 (3月16日開催(東京))　
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/seiko_acrylamide_20170316.html

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【目次】
1.食品安全委員会などの開催結果
[1]第640回食品安全委員会

★評価の要請
・遺伝子組換え食品等2品目

★清涼飲料水等に関するワーキンググループにおける審議結果
・清涼飲料水「亜鉛」
・清涼飲料水「鉄」
・清涼飲料水「カルシウム・マグネシウム等(硬度)」

★評価結果の通知
・農薬「ジフェノコナゾール」
・農薬「シフルメトフェン」
・農薬「ピリフルキナゾン」
・農薬「ＤＣＩＰ」
・農薬「シアナジン」
・農薬「ピリベンカルブ」

★平成28年度食品健康影響評価技術研究課題の中間評価結果(案)及び平成29年度食品健康影響評価技術研究の新規対象課題(案)

★平成29年度食品安全確保総合調査課題(案)

[2]専門調査会
・第199回動物用医薬品専門調査会
・第119回肥料・飼料等専門調査会

2.食品安全委員会などの開催案内
・第641回食品安全委員会
・専門調査会

3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)

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1.食品安全委員会などの開催結果
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■第640回食品安全委員会
日時:平成29年2月28日(火) 14:00〜14:56                           
傍聴者:7名
議事概要:　
(1)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取に関するリスク管理機関からの説明について
・遺伝子組換え食品等2品目
[1]除草剤グリホサート及びグルホシネート耐性トウモロコシ
MZHG0JG系統(食品)
・厚生労働省から説明。
・遺伝子組換え食品等専門調査会において調査審議することとなった。
[2]除草剤グリホサート及びグルホシネート耐性トウモロコシMZHG0JG系統(飼料)
・農林水産省から説明。
・遺伝子組換え食品等専門調査会において調査審議することとなった。
＊[1][2]除草剤グリホサート及びグルホシネートに対する耐性をもつトウモロコシです。

(2)清涼飲料水等に関するワーキンググループにおける審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
[1]清涼飲料水「亜鉛」
[2]清涼飲料水「鉄」
[3]清涼飲料水「カルシウム・マグネシウム等(硬度)」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続きに入ることが了承された。
＊[1]人体の必須元素であり、溶出亜鉛濃度が1mg/リットルを超えると、白濁したり、お茶の味が悪くなったりします。自然水中にはほとんど無く、鉱山・工場排水、給水管に由来します。
＊[2]人体の必須元素であり、多量に含まれると赤水となり、色、濁り、金属臭味がつき、布地などを着色します。自然水中に広く存在し、鉱山・工場排水、給水管に由来します。
＊[3]高濃度で味覚を損ない(渋味)、石鹸の泡立ちを阻害します。自然水中に広く存在し、工場排水、下水、海水、浄水処理由来します。

(3)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
【食品健康影響評価】
以下の審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知することとなった。
[1]農薬「ジフェノコナゾール」
・一日摂取許容量(ADI)を0.0096 mg／kg 体重／日、急性参照用量(ARfD)を0.25 mg／kg 体重と設定する。
[2]農薬「シフルメトフェン」
・一日摂取許容量(ADI)を0.092 mg／kg 体重／日と設定し、急性参照用量(ARfD)は設定する必要がないと判断した。
[3]農薬「ピリフルキナゾン」
・一日摂取許容量(ADI)を0.005 mg／kg 体重／日、急性参照用量(ARfD)を1 mg／kg 体重、妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対する急性参照用量(ARfD)を0.05mg/kg 体重と設定する。
[4]農薬「ＤＣＩＰ」
・一日摂取許容量(ADI)を0.027 mg／kg 体重／日、急性参照用量(ARfD)を0.5mg／kg 体重と設定する。
[5]農薬「シアナジン」
・一日摂取許容量(ADI)を0.00053 mg／kg 体重／日、急性参照用量(ARfD)を0.045 mg／kg 体重と設定する。
[6]農薬「ピリベンカルブ」
・一日摂取許容量(ADI)を0.039 mg／kg 体重／日、急性参照用量(ARfD)を1.1 mg／kg 体重と設定する。
＊[1]殺菌剤で、りんご、なし等に使用します。今回、しょうが及びパセリへの適用拡大申請並びにブルーベリーへのインポートトレランス申請がされています。
＊[2]殺虫剤で、かんきつ、りんご等に使用します。今回、かき、みつば等への適用拡大申請がされています。
＊[3]殺虫剤で、トマト、りんご等に使用します。今回、やまいも、しろうり等への適用拡大申請がされています。
＊[4]殺線虫剤で、きゅうり、なす等に使用します。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。
＊[5]除草剤で、ばれいしょ、たまねぎ等に使用します。今回、ねぎへの適用拡大申請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。また、飼料中の残留基準の設定が要請されています。
＊[6]殺菌剤で、キャベツ、トマト等に使用します。今回、稲、はくさい等への適用拡大申請がされています。

(注)＊の記述は、物質の概要です。

(4)平成28年度食品健康影響評価技術研究課題の中間評価結果(案)及び平成29年度食品健康影響評価技術研究の新規対象課題(案)について
・山本委員及び事務局から説明。
・案のとおり決定された。

(5)平成29年度食品安全確保総合調査課題(案)について
・山本委員及び事務局から説明。
・案のとおり決定された。

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170228fsc

■専門調査会【動物用医薬品】【肥料・飼料等】
○第199回動物用医薬品専門調査会 
日時:平成29年2月22日(水) 14:00〜16:47
議題:(ワクチン添加剤、デキサメタゾン)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170222do1

○第119回肥料・飼料等専門調査会　
日時:平成29年2月24日(金) 14:00〜16:05
議題: 飼料添加物(ブチルヒドロキシアニソール)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170224ff1

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2.食品安全委員会などの開催案内
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■第641回食品安全委員会
日時:平成29年3月7日(火) 14:00〜
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成29年3月2日(木) 15:00頃にホームページに掲載予定

■専門調査会【農薬】
○第62回農薬専門調査会評価第三部会(非公開)
日時:平成29年3月2日(木) 14:00〜
議題:(ジクロルプロップ)
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/annai/nouyaku_annai_hyouka3_62.html

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3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)
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http://www.maff.go.jp/j/syouan/johokan/mail_magagine.html

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[お知らせ]
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