メールマガジン 第465号

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内閣府 食品安全委員会e−マガジン 第465号 平成28年7月13日
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(今号の総文字数:約5,400字)
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┃今週の話題┃
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★BSEに関する情報(健康と畜牛のBSE検査の廃止に係る評価(案))
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/bse_information.html

★「食品に関するリスクコミュニケーション 牛海綿状脳症(BSE)国内対策の見直しに係る食品健康影響評価について 〜健康と畜牛のBSE検査の廃止〜」の開催

(東京、北海道、大阪、福岡)
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/bse_tokyo_annai_280721.html

★バーベキューやピクニックでの食中毒にご注意ください(食中毒予防のポイント)
http://www.fsc.go.jp/sonota/e1_bbq_food_poisoning_e2.html

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【目次】

1.食品安全委員会などの開催結果
[1]第614回食品安全委員会

★評価の要請
・遺伝子組換え食品等1案件2品目

★専門調査会における審議結果
・プリオン専門調査会「牛海綿状脳症(BSE)国内対策の見直しに係る食品健康影響評価(健康と畜牛のBSE検査の廃止)」
・農薬専門調査会「パクロブトラゾール」
・農薬専門調査会「メタミホップ」
・遺伝子組換え食品等専門調査会「高度に精製され、安全性の確保に支障がないことが確認された食品添加物を飼料添加物として使用する場合に安全性の確保に支障がないことの確認について」
・遺伝子組換え食品等専門調査会「チョウ目害虫抵抗性ダイズMON87751系統(食品)」
・遺伝子組換え食品等専門調査会「低飽和脂肪酸・高オレイン酸及び除草剤グリホサート耐性ダイズMON87705系統、除草剤ジカンバ耐性ダイズMON87708系統並びに除草剤グリホサート耐性ダイズMON89788系統からなる組合せの全ての掛け合わせ品種」

★評価結果の通知
・農薬「キンクロラック」
・農薬「フルオピラム」
・農薬「イミダクロプリド」
・農薬「グリホサート」

★食品安全委員会の運営について(平成28年4月〜6月)

[2]専門調査会
・第1回清涼飲料水等に関するワーキンググループ

2.食品安全委員会などの開催案内
・第615回食品安全委員会
・専門調査会

3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)

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1.食品安全委員会などの開催結果
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■第614回食品安全委員会
日時:平成28年7月12日(火) 14:00〜16:14         
傍聴者:31名
議事概要:
(1)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取に関するリスク管理機関からの説明について
・遺伝子組換え食品等1案件2品目
[1]組換えDNA技術によって得られた微生物を利用して製造された添加物のうち、食品安全委員会が高度に精製されたものとして安全性を確認した品目と比較して有効成分が同一である等所定の項目を満たすものについて
[2]「GGI株を利用して生産されたL-グルタミン」
[3]「NZYM-LP株を利用して生産されたホスホリパーゼ」
・厚生労働省から説明
・遺伝子組換え食品等専門調査会において調査審議することとなった。
*[2]栄養補給を目的とする食品、飲料及び調味料等に使用される食品添加物です。
*[3]リン脂質を加水分解する酵素であり、既存添加物「ホスホリパーゼ」に該当します。

(2)プリオン専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
・「牛海綿状脳症(BSE)国内対策の見直しに係る食品健康影響評価
(健康と畜牛のBSE検査の廃止)」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続きに入ることが了承された。

(3)農薬専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
[1]「パクロブトラゾール」
[2]「メタミホップ」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続きに入ることが了承された。
*[1]植物成長調整剤で、もも、おうとう等に使用します。今回、トマトへの適用拡大申請がされています。
*[2]除草剤で、今回、移植水稲への適用拡大申請がされています。

(4)遺伝子組換え食品等専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告】
[1]「高度に精製され、安全性の確保に支障がないことが確認された食品添加物を飼料添加物として使用する場合に安全性の確保に支障がないことの確認について」
・食品安全基本法第11条第1項第2号の人の健康に及ぼす悪影響の内容及び程度が明らかであるときに該当すると認められるとともに、同規定に関するこれまでの取扱いと同様に、意見・情報の募集手続は行わないことが確認された。
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
[2]「チョウ目害虫抵抗性ダイズMON87751系統(食品)」
[3]「低飽和脂肪酸・高オレイン酸及び除草剤グリホサート耐性ダイズMON87705系統、除草剤ジカンバ耐性ダイズMON87708系統並びに除草剤グリホサート耐性ダイズMON89788系統からなる組合せの全ての掛け合わせ品種」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続きに入ることが了承された。
*[2]チョウ目害虫に対する抵抗性をもつダイズです。
*[3]低飽和脂肪酸・高オレイン酸の性質を持ち、除草剤グリホサート及び除草剤ジカンバに対する耐性を持つダイズです。

(5)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
以下の審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省及び農林水産省)へ通知することとなった。
[1]農薬「キンクロラック」
・一日摂取許容量(ADI)を0.34 mg/kg 体重/日、急性参照用量(ARfD)を1.5 mg/kg 体重と設定する。
[2]農薬「フルオピラム」
・一日摂取許容量(ADI)を0.012 mg/kg 体重/日、急性参照用量(ARfD)を0.5 mg/kg 体重と設定する。
[3]農薬「イミダクロプリド」
・一日摂取許容量(ADI)を0.057 mg/kg 体重/日、急性参照用量(ARfD)を0.1 mg/kg 体重と設定する。
[4]農薬「グリホサート」
一日摂取許容量(ADI)を1 mg/kg 体重/日と設定し、急性参照用量(ARfD)は設定する必要がないと判断した。
*[1]除草剤で、日本国内での農薬登録はありません。今回、クランベリー及びルバーブへのインポートトレランス申請がされています。
*[2]殺菌剤で、なし、ももに使用します。今回、らっかせい、ばれいしょ等へのインポートトレランス申請がされています。
*[3]殺虫剤で、稲、トマト等に使用します。今回、食用ゆり、ごま等への適用拡大申請がされています。また、飼料中の残留基準の設定が要請されています。
*[4]除草剤で、稲、たまねぎ等に使用します。今回、小麦、キャベツ等への新規登録申請及びだいず等へのインポートトレランス申請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。 また、飼料中の残留基準の設定が要請されています。

(注)*の記述は、物質の概要です。

(6)食品安全委員会の運営について(平成28年4月〜6月)
・事務局から報告。

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20160712fsc

■専門調査会【清涼飲料水等に関するWG】

○第1回清涼飲料水等に関するワーキンググループ
日時:平成28年7月7日(木) 13:59〜14:20
議題:
(1)専門委員紹介
(2)ワーキンググループの運営等について
(3)平成28年度食品安全委員会運営計画について
(4)座長の選出・座長代理の指名
https://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20160707se1

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2.食品安全委員会などの開催案内
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■第615回食品安全委員会
日時:平成28年7月19日(火) 14:00〜
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成28年7月14日(木) 15:00頃にホームページに掲載予定

■専門調査会【薬剤耐性菌に関するWG】

○第5回薬剤耐性菌に関するワーキンググループ 
日時:平成28年7月15日(金) 14:00〜
議題:(家畜に使用する硫酸コリスチンに係る薬剤耐性菌、薬剤耐性
(AMR)対策アクションプランに係る食品安全委員会行動計画の策定)
http://www.fsc.go.jp/senmon/sonota/annai/wg_amr_annai_5.html

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3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)
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■食品安全エクスプレス(毎日)
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