メールマガジン 第458号

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内閣府 食品安全委員会e−マガジン 第458号 平成28年5月25日
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(今号の総文字数:約5,400字)
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┃今週の話題┃
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★食品を科学する—リスクアナリシス(分析)講座—の地方開催と参加者募集

(札幌会場、仙台会場、広島会場、福岡会場、大阪会場、京都会場、横浜会場、名古屋会場)
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/chihou_risk_analysis_2804_annai.html

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【目次】
1.食品安全委員会などの開催結果
[1]第607回食品安全委員会

★食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないときについて

★評価の要請
・特定保健用食品1品目

★評価結果の通知
・動物用医薬品「トルフェナム酸」
・遺伝子組換え食品等「HIS-No.2株を利用して生産されたL-ヒスチジン」
・遺伝子組換え食品等「PLA-54株を利用して生産されたホスホリパーゼA2」
・薬剤耐性菌「家畜等に使用するバージニアマイシン」

★食品安全関係情報(4月16日〜5月6日収集分)

★「食の安全ダイヤル」に寄せられた質問等(平成28年4月分)

[2]専門調査会
・第39回かび毒・自然毒等専門調査会
・第54回農薬専門調査会評価第一部会(非公開)
・第43回器具・容器包装専門調査会

2.食品安全委員会などの開催案内
・第608回食品安全委員会
・専門調査会

3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)

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1.食品安全委員会などの開催結果
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■第607回食品安全委員会
日時:平成28年5月24日(火) 14:00〜15:07     
傍聴者:9名
議事概要:
(1)食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないときについて
・食品衛生法(昭和22年法律第233号)第11条第1項の規定に基づき定められた、食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)のカプタホール試験法、クロラムフェニコール試験法並びにイプロニダゾール、ジメトリダゾール、メトロニダゾール及びロニダゾール試験法の改正
・厚生労働省から説明
・食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないときに該当することが確認された。

(2)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取に関するリスク管理機関からの説明について
・特定保健用食品1品目
・「ガセリ菌SP株ヨーグルト」
・消費者庁から説明
・新開発食品専門調査会において審議する。
*ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)を関与成分とし、内臓脂肪が気になる方や肥満気味の方の食生活の改善に役立つ旨を特定の保健の用途とするはっ酵乳です。

(3)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
以下の審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省及び農林水産省)へ通知することとなった。
[1]動物用医薬品「トルフェナム酸」
・一日摂取許容量(ADI)を0.01 mg/kg 体重/日と設定する。
[2]遺伝子組換え食品等「HIS-No.2株を利用して生産されたL-ヒスチジン」
・『遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物のうち、アミノ酸等の最終産物が高度に精製された非タンパク質性添加物の安全性評価の考え方』に基づき、安全性が認識されたと判断した。
[3]遺伝子組換え食品等「PLA-54株を利用して生産された
ホスホリパーゼA2」
・『遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物の安全性評価基準』に基づき評価した結果、ヒトの健康を損なうおそれはないと判断した。
[4]薬剤耐性菌「家畜等に使用するバージニアマイシン」
・評価対象飼料添加物が鶏及び豚に使用された結果としてハザードが選択され、鶏及び豚由来食品を介してヒトがハザードに暴露され、ヒト用抗菌性物質による治療効果が減弱又は喪失する可能性は否定できず、リスクの程度は中等度であると考えた。

*[1]非ステロイド性抗炎症剤薬で、日本国内で動物用医薬品としての承認はありません。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。
*[2]調味料等として使用される食品添加物です。
*[3]リン脂質を加水分解する酵素であり、既存添加物「ホスホリパーゼ」に該当します。
*[4]ストレプトグラミン系抗生物質で、鶏及び豚の飼料添加物として指定されています。

(注)*の記述は、物質の概要です。

(4)食品安全関係情報(4月16日〜5月6日収集分)について
・事務局から報告。
・英国国立CJDサーベイランス研究所(NCJDSU)が公表した、英国の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の概要を報告。

(5)「食の安全ダイヤル」に寄せられた質問等(平成28年4月分)について
・事務局から報告。

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20160524fsc

■専門調査会【かび毒・自然毒等】【農薬】
【器具・容器包装】

○第39回かび毒・自然毒等専門調査会
日時:平成28年5月20日(金) 14:00〜16:00
議題:(佐賀県及び佐賀県内事業者が提案する養殖から提供まで管理された方法により取り扱われる養殖トラフグの肝臓)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20160520ks1

○第54回農薬専門調査会評価第一部会(非公開)
日時:平成28年5月20日(金) 14:00〜17:16
議題:(トリホリン)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20160520no1

○第43回器具・容器包装専門調査会  
日時:平成28年5月23日(月) 14:00〜16:14
議題:(フタル酸ジオクチル(DNOP))
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20160523ky1

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2.食品安全委員会などの開催案内
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■第608回食品安全委員会
日時:平成28年5月31日(火) 14:00〜
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成28年5月26日(木) 15:00頃にホームページに掲載予定

■専門調査会【プリオン】【肥料・飼料等】【動物用医薬品】
【評価技術企画WG】【栄養成分関連添加物WG】

○第100回プリオン専門調査会                 
日時:平成28年5月26日(木) 14:00〜
議題:
(1)専門委員の紹介
(2)専門調査会の運営等について
(3)牛海綿状脳症(BSE)国内対策の見直しに係る食品健康影響評価について
※今回は通常と開催場所が異なりますので御注意ください。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/annai/prion_annai100.html

○第113回肥料・飼料等専門調査会
日時:平成28年5月27日(金) 14:00〜
議題:(動物用医薬品・飼料添加物・対象外物質(トコフェロール))
http://www.fsc.go.jp/senmon/hisiryou/annai/hisiryou_annai_113.html

○第191回動物用医薬品専門調査会 
日時:平成28年5月30日(月) 14:00〜
議題:(酢酸メレンゲステロール)
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/annai/doubutu_annai_191.html

○第1回評価技術企画ワーキンググループ 
日時:平成28年6月1日(水) 10:00〜
議題:
(1)専門委員等紹介
(2)ワーキンググループの運営について
(3)平成28年度食品安全委員会運営計画について
(4)座長の選出・座長代理の指名
(5)新たな評価方法の食品健康影響評価への活用に向けた課題及び今後の進め方について
http://www.fsc.go.jp/senmon/sonota/annai/wg_gijyutsukikaku_annai_1.html

○第3回栄養成分関連添加物ワーキンググループ  
日時:平成28年6月1日(水) 14:00〜
議題(炭酸カルシウム)
http://www.fsc.go.jp/senmon/sonota/annai/wg_eiyou_annai_3.html

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3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)
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