メールマガジン 第438号

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内閣府 食品安全委員会e−マガジン 第438号 平成27年12月9日
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(今号の総文字数:約5,240字)
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┃今週の話題┃
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★いわゆる「健康食品」に関する検討ワーキンググループにおける審議結果
http://www.fsc.go.jp/osirase/kenkosyokuhin.html

★レッドミートと加工肉に関するIARCの発表についての食品安全委員会の考え方 
http://www.fsc.go.jp/fscj_message_20151130.html
 

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【目次】
1.食品安全委員会などの開催結果
[1]第587回食品安全委員会

★専門調査会における審議結果
・農薬専門調査会「チフルザミド」
・農薬専門調査会「ホセチル」
・農薬専門調査会「レピメクチン」
・動物用医薬品専門調査会「動物用ワクチンに添加剤として使用される成分」
・遺伝子組換え食品等専門調査会「THR-No.2株を利用して生産されたL-トレオニン」

★評価結果の通知
・添加物「Aspergillus oryzae NZYM-SP株を用いて生産されたアスパラギナーゼ」
・プリオン「スイス及びリヒテンシュタインから輸入される牛肉及び牛の内臓」

★いわゆる「健康食品」に関する検討ワーキンググループにおける審議結果の報告

★平成28年度食品安全モニターの募集について

★食品安全関係情報(10月31日〜11月19日収集分)

[2]専門調査会
・第187回動物用医薬品専門調査会
・第150回添加物専門調査会

2.食品安全委員会などの開催案内
・第588回食品安全委員会
・専門調査会

3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)

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1.食品安全委員会などの開催結果
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■第587回食品安全委員会
日時:平成27年12月8日(火) 14:00〜15:27
傍聴者:25名
議事概要:
(1)農薬専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
[1]「チフルザミド」
[2]「ホセチル」
[3]「レピメクチン」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続きに入ることが了承された。
*[1]殺菌剤で、稲に使用します。今回、ばれいしょ、てんさい等への適用拡大申請がされています。
*[2]殺菌剤で、にんじん、きゅうり、りんご等に使用します。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。
*[3]殺虫剤で、トマト、なす等に使用します。今回、すいか、たまねぎ等への適用拡大申請がされています。

(2)動物用医薬品専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告】
・「動物用ワクチンに添加剤として使用される成分」
・評価要請のあった17成分のうち2成分については、動物用ワクチンの添加剤として使用される限りにおいて、人への健康被害は無視できると考えられることから、食品安全基本法第11条第1項第2号の人の健康に及ぼす悪影響の内容及び程度が明らかであるときに該当すること、このため同規定に関するこれまでの取扱いと同様に、意見・情報の募集手続は行わないことが確認された。


(3)遺伝子組換え食品等専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
・「THR-No.2株を利用して生産されたL-トレオニン」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続きに入ることが了承された。
*栄養成分の補給を目的に家畜用飼料に添加して利用されます。

(4)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
【食品健康影響評価】
以下の審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知することとなった。
[1]添加物「Aspergillus oryzae NZYM-SP株を用いて生産されたアスパラギナーゼ」
・添加物として適切に使用される場合、安全性に懸念はないと考えられ、一日摂取許容量(ADI)を特定する必要はない。
*加工助剤として使用されます。
[2]プリオン「スイス及びリヒテンシュタインから輸入される牛肉及び牛の内臓」
・月齢制限とSRMの範囲について、リスクの差は、あったとしても非常に小さく、人への健康影響は無視できる。

(注)*の記述は、物質の概要です。

(5)いわゆる「健康食品」に関する検討ワーキンググループにおけ
る審議結果の報告について
・報告書及びメッセージを案のとおり決定する。

(6)平成28年度食品安全モニターの募集について
・事務局から報告。
・事務局において、平成28年度の食品安全モニターの募集を、平成27年12月10日より開始することとなった。

(7)食品安全関係情報(10月31日〜11月19日収集分)について
・事務局から報告。
・ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)が公表した、農業分野における抗生物質の使用が減少傾向にある旨及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)が公表した、欧州における薬剤耐性及び抗菌性物質の消費に関する2014年調査データについて、概要を説明。

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20151208fsc

■専門調査会 【動物用医薬品】【添加物】

○第187回動物用医薬品専門調査会
日時:平成27年12月4日(金) 13:30〜16:25
議題:(ワクチン添加剤、メチルプレドニゾロン、プレドニゾロン)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20151204do1

○第150回添加物専門調査会
日時:平成27年12月7日(月) 14:00〜16:44
議題:(香料に関する食品健康影響評価指針について)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20151207te1
 

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2.食品安全委員会などの開催案内
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■第588回食品安全委員会
日時:平成27年12月15日(火) 14:00〜
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成27年12月10日(木) 15:00頃にホームページに掲載予定

■専門調査会 【汚染物質等】【かび毒・自然毒等】【農薬】

○第1回汚染物質等専門調査会 
日時:平成27年12月11日(金) 11:00〜
議題:
(1)専門委員紹介
(2)専門調査会の運営等について
(3)座長の選出
(4)汚染物質等専門調査会の運営体制について
http://www.fsc.go.jp/senmon/osen_tou/annai/osen_annai_1.html

○第37回かび毒・自然毒等専門調査会
日時:平成27年12月14日(月) 14:00〜
議題:(フモニシン)
http://www.fsc.go.jp/senmon/kabi_shizen/annai/kabidoku_annai_37.html

○第130回農薬専門調査会幹事会
日時:平成27年12月16日(水) 14:00〜
議題:(イソウロン、イソキサチオン、シメコナゾールほか2品目)
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/annai/nouyaku_annai_kanjikai_130.html
 

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3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)
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(編集後記)
今年の冬は暖冬傾向にある。南米太平洋沿岸の海洋表層の水温は、平年よりかなり高かったという。 春にかけてエルニーニョ現象が続くようだ。
ある専門家によると、平均気温が1度上昇すると、10〜12月期の家計消費支出が同期比0.6%程度押し下げられ、実質GDPに及ぼす影響は0.4兆円の損失になるらしい。
ともあれ気温が暖かく秋にかけて台風等の自然災害も少なく、農作物の成育は順調で、野菜の値段も安くなっている。供給過剰で値崩れから、農家が収穫した農作物を廃棄しているというニュースを目にした。だだ残念なことに、行きつけの居酒屋の煮込みや湯豆腐の値段とその中に入っている野菜の量は変わらないままである。 おお、
せこーっ!
(∂もえん)
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[お知らせ]
■食品安全委員会e-マガジン第439号は、平成27年12月16日(水)配信予定です。
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