Q&A詳細

評価案件ID mob20120300007
タイトル リスクコミュニケーション講座の参加
公表日 2012年11月1日
問い合わせ・意見 北海道札幌市において内閣府食品安全委員会による一般消費者を対象としたリスクコミュニケーション講座に参加した。科学的根拠に基づいたリスク分析や関係者間の幅広い情報や意見交換の大切さに気づかされたと思います。さらにこのような講座が継続して開催されることを期待します。
問い合わせ・意見分類 食品安全委員会活動一般関係
コメント元 食品安全委員会
コメント このたびは食品安全委員会主催の意見交換会に御参加いただきありがとうございました。食品安全委員会では、国民の皆様にリスク評価や食品の安全性に関する理解を深めていただくため、情報の共有や意見交換を行うリスクコミュニケーションに積極的に取り組んでいます。

リスクコミュニケーションが効果的に行われるよう、リスク分析の考え方や農薬、食品添加物、食中毒など、消費者の関心の高いテーマを中心に、リスク評価や安全性についてのグループディスカッションを取り入れた形式(ワークショップ)や質問しやすい雰囲気の中で専門家と意見交換を行う形式(サイエンスカフェ)でも意見交換会を行っています。また、こうした意見交換会などは地方公共団体と共催で行う場合もあります。意見交換会等で用いた資料や説明・意見交換の概要は、広く情報提供するためホームページに掲載しているほか、平成22年度に開催したサイエンスカフェの様子を動画で配信していますので、御活用ください。

なお、アンケートについては、回収率等の観点から、ある程度、問数を絞って実施しているところですが、引き続き、いただいた御意見も参考により良い運用に向け検討していきます。

食品安全モニターの皆様も、お近くで意見交換会等が開催される折には、是非御参加いただきたいと考えております。またその際には、御家族や御友人にもお声掛けいただければ幸いです。

また、セミナー等に参加できなかった方々への情報提供として、食品安全委員会のホームページに資料や議事録を掲載していますので、こちらも御利用下さい。

さらに、リスク評価等についてホームページやメールマガジンを始め、パンフレットや季刊誌の発行など丁寧で分かりやすい情報提供に努めるとともに、意見交換会等で用いた資料や説明・意見交換の概要についてもホームページに掲載しています。

このほか、食品安全モニターの皆様からの情報収集については、これまでもリスク管理措置の課題・問題点の提言等の食品の安全性に関する報告を「随時報告」としていただいているところです。是非、食品安全モニターの皆様におかれましては引き続き御協力いただければと思っています。

また、食品安全委員会の活動を国民の方々へより良く知っていただくためには、御指摘のとおり、報道関係者の理解を深めてもらうことが重要であり、引き続き、報道関係者との意見交換会等を通じ努力していくことが必要と考えています。なお、テレビ等を通じた広報は効果が大変高い一方で、費用も相当かかることから、現実的にはなかなか難しいのも実情です。予算制約の厳しい中で、幅広い層への効果的に情報発信できるより良い手法について、皆さんの御提言を引き続きお待ちしています。国民の皆様にさらに理解を深めていただくため、御意見も参考にしながら、今後もより効果的なリスクコミュニケーションとなるよう取り組みたいと考えております。

また、食品安全モニターの皆様の地域における御活躍を大変心強く感じております。引き続き、身近な方々や、地域や職場等を活用した広報活動など、食品安全モニターの皆さま方も、リスクコミュニケーションの推進に御協力いただければと考えております。

〔参考〕
○食品安全委員会
「消費者の方向け情報」
http://www.fsc.go.jp/sonota/ippan.html

「意見交換会開催結果」
http://www.fsc.go.jp/koukan/dantai_jisseki.html

「映像配信」
http://www.fsc.go.jp/osirase/dvd-ichiran.html

「ビジュアル版『食品の安全性に関する用語集』」
http://www.fsc.go.jp/yougoshu/yougoshu.html

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