Q&A詳細

評価案件ID mob20110900019
タイトル アメリカで起きたメロンの食中毒について
公表日 2012年11月1日
問い合わせ・意見 アメリカにて、リステリア菌に汚染されたマスクメロンを食べて、リステリア感染症で13人が死亡するというニュースを聞きました。メロンで食中毒が起こるのか?と驚き、恐怖を感じました。外国の話だから他人事ではなく、これを教訓に気を付けることは大切です。もっと広く注意を呼び掛けてください。
問い合わせ・意見分類 食品安全委員会活動一般関係
コメント元 食品安全委員会
コメント 食品安全委員会では、ホームページにおいて、国民の皆様にぜひ知っておいていただきたい食中毒の予防に役立つ情報や食中毒菌の概要等をお知らせしています。

御指摘の「アメリカで起きたメロンの食中毒」については、第407回食品安全委員会において報告しておりますので、御参照下さい。

○「第407回食品安全委員会」
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20111117sfc

〔参考〕
○食品安全委員会「食中毒について」
http://www.fsc.go.jp/sonota/shokutyudoku.html

リステリアについても、我が国では、食中毒統計上、本菌が食中毒の原因として報告された事例はありませんが、その概要等について情報提供しているところです。

○食品安全委員会「リステリアによる食中毒について」
http://www.fsc.go.jp/sonota/listeria.pdf

今後もホームページ等を通じ、食中毒予防のための情報を国民の皆様にわかりやすくお伝えしてまいります。
コメント元 厚生労働省
コメント 米国産カンタロープ(メロンの一種)については、本事例の発生時に厚生労働省で検疫所に届出された輸入実績を調査し、米国にて回収対象のカンタロープ(メロンの一種)と同一ブランド品の輸入がないことを確認するとともに、米国政府より回収対象品の米国からの輸出がないことも確認しています。

さらに、米国産カンタロープについて、輸入時にリステリア菌のモニタリング検査を実施するよう各検疫所あて通知し、検疫所より輸入者等に対し周知しています。また、あわせて同通知をHPに掲載して輸入時の取扱いについてお知らせしているところです。

本事例に限らず、厚生労働省では、海外における食中毒情報を日々収集しており、必要に応じて、上記と同様の対応をとっています。また、これらの情報に該当する食品が輸入され、重篤な健康被害が発生するおそれがある場合は、報道発表にて広く周知することとしています。
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