食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04650180302
タイトル 米国農務省(USDA)農業研究局(ARS)、安全に喫食できるミートボールの加熱調理に関して公表
資料日付 2017年2月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国農務省(USDA)農業研究局(ARS)は2月8日、安全に喫食できるミートボールの加熱調理に関して公表した。概要は以下のとおり。
 安全にミートボールを加熱調理する時間及び温度の基準を設定するのは、困難だがやりがいがある。
 シェフ及び消費者は、ミートボールを様々な食肉から調理し、様々な温度(冷蔵及び冷凍)で保存し、様々な時間や温度で加熱する。更には様々な種類の調理器具を使用する。
 加熱不十分なミートボールは、志賀毒素産生性大腸菌(STEC)の感染源となる可能性(potential)がある。米国疾病管理予防センター(CDC)によると、米国では毎年、STECが推定265
,000人の患者、3
,600人の入院及び30人の死亡の原因となっている。
 ペンシルベニア州のARS研究者は、家庭、レストラン又は商業用や企業のキッチンで安全にミートボールを加熱する実用的な方法を特定した。
 Anna C.S. Porto-FettとJohn B. Luchansky並びにその同僚は、子牛ひき肉及び牛ひき肉に7株のSTEC混合物を接種し、それらの検体を卵及びパン粉と混ぜ、ゴルフボール大のミートボールに成型した。一部のミートボールは冷凍して(-4°F(-20℃))、その他は冷蔵庫(39°F(3.89℃))で加熱前18時間保存した。
 冷凍及び冷蔵ミートボールは、350°F(176.67℃)で、従来のオーブン及びキャノーラ油を使用して天ぷら鍋で様々な時間で加熱した。
 冷凍ミートボールは、たっぷりの油で9分揚げた又は20分オーブンで焼いた場合、大腸菌のレベルを喫食して安全な目標値「5-log 低減」である10万分の一に低減した。冷蔵ミートボールは、同じく「5-log 低減」に達するのに天ぷら鍋で5.5分、オーブンで12.5分要した。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省(USDA)
情報源(報道) 米国農務省(USDA)
URL https://www.ars.usda.gov/news-events/news/research-news/2017/cooking-meatballs-that-are-safe-to-eat/
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。