食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04070700475 |
| タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、フィトステロール強化食品の心血管疾患予防に関する総合的な効果は証明されていないと発表 |
| 資料日付 | 2014年6月26日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は6月25日、フィトステロール強化食品の心血管疾患予防に関する総合的な効果は証明されていないと発表した。 フィトステロールは植物が合成する天然化合物である。フィトステロールは、競合により腸吸収を減少することで、血中コレステロール値を下げる特性がある。欧州の法規では、フィトステロール強化食品の表示に、「血中コレステロール値を下げ、血中コレステロール値を下げることで心血管疾患リスクを下げる」という健康強調表示の使用を認めている。ある消費者団体からの問い合せを受けて、ANSESはこの問題に関する意見書と報告書を公表した。これらの調査研究でフィトステロールは実際に血中コレステロール値を下げる効果があることが明らかになったが、心血管疾患予防に関する効果は確認できなかった。ANSESは血中コレステロール値が心配な人は予防方法全体を考慮した個々のケースに基づいた医療を受けること及び妊婦、授乳期の女性や子供はこれらの製品を摂取しないよう勧告するとしている。 ANSESは以下の点について注意喚起する。 ・コレステロール値が心配な人は、個々のケースについて栄養と保健衛生に関し最も適切な対策(mesures hygieno-dietetiques)を示すことができる医療専門家に相談すること、 ・フィトステロール強化食品を摂取している消費者は、これらの食品を摂取することで起こる血中βカロチン濃度低下を補うために、野菜や果物の摂取量が国民栄養健康プログラム(PNNS)の推奨値の下限を満たしているか確認すること、 ・子供は、フィトステロール強化食品の摂取は避けること、 ・妊婦と授乳期の女性は、フィトステロール強化食品の摂取は避けること 意見書及び報告書(フランス語、意見書15ページ、報告書138ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.anses.fr/fr/documents/NUT2010sa0057Ra.pdf ANSESのフランス食品品質監視・データセンターは以下のURLから参照可能。 https://pro.anses.fr/TableCIQUAL/index.htm |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源（公的機関） | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| 情報源（報道） | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| URL | http://www.anses.fr/fr/content/aliments-enrichis-en-phytost%C3%A9rols-un-b%C3%A9n%C3%A9fice-global-sur-la-pr%C3%A9vention-des-maladies |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。