食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04030220295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、FAO/世界保健機関(WHO)合同残留農薬物専門家会議(JMPR)による「食品中の残留農薬2013年版」を公表
資料日付 2014年4月23日
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概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は4月、FAO/世界保健機関(WHO)合同残留農薬物専門家会議(JMPR)による「食品中の残留農薬2013年版」を公表した。概要は以下のとおり。
 この報告書は、FAO食品及び環境中の農薬残留専門家パネル及びWHO農薬残留コアアセスメントグループとの合同年次会合に基づく、最新の残留レベル及び提言に関する情報が掲載されている。
1.アゾキシストロビン、ベンタゾンなど37種類の農薬について、ヒトでの一日摂取許容量(ADI)、最大残留基準値(MRL)などのデータの評価が含まれている。
2.JMPRが2013年に行った長期間の食事経由によるリスク評価の概要(アゾキシストロビンなど29種類)
2-1.アゾキシストロビン
 ADI:0~0.2mg/kg体重、国際推定一日摂取量(IEDI)の範囲(ADIに対する割合):2~10%
2-2.クロルピリホスメチル
 ADI:0~0.01mg/kg体重、国際推定一日摂取量(IEDI)の範囲(ADIに対する割合):20~110%
 ADIに対する最高値110%は、IEDIの94%がキビ及びモロコシ(sorghum)(これらの製品に使用される生の穀物、小麦粉及びビールを含む)の摂取によるためである。会議では、残留するクロルピリホスメチルを食事経由で長期間摂取しても、公衆衛生上の懸念はないと結論づけた。
2-3.マラチオン
 ADI:0~0.03mg/kg体重、国際推定一日摂取量(IEDI)の範囲(ADIに対する割合):0%
3.提言 
 会議では、輪作作物中の残留に関する現在入手可能な情報は、作物及び動物由来製品中のビキサフェンのMRLに関する提言を行うには不十分であることが考慮された。
 当該報告書「食品中の残留農薬2013年版(625ページ)」は以下のURLから入手可能。
http://www.fao.org/docrep/019/i3518e/i3518e.pdf
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL http://www.fao.org/publications/en/
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