○「食品に関するリスクコミュニケーション−体細胞クローン家畜由来食品のリスク評価について−」【大阪】
日時:平成21年3月27日(金)14:00〜16:30
場所:大阪科学技術センター 中・小ホール
主催:食品安全委員会
参加者:66名
議事概要:
(1)講演: |
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1)「体細胞クローン技術を用いて産出された牛及び豚並びにそれらの後代に由来する食品の食品健康影響評価(案)について」 |
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・講師:早川 堯夫(食品安全委員会新開発食品専門調査会ワーキンググループ座長、近畿大学薬学総合研究所所長)
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2)「体細胞クローン動物における全能性の獲得について−エピジェネティクスについて−」 |
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・講師:塩田 邦郎(食品安全委員会新開発食品専門調査会ワーキンググループ専門参考人、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
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・早川氏から、体細胞クローン家畜に由来する食品のリスク評価(案)について、家畜の繁殖技術やクローン牛・豚の現状を交えて、リスク評価の考え方とその結果等について説明があった後、塩田氏から、体細胞クローン技術のポイントでもある“全能性の獲得”について説明があった。 |
(2)会場参加者との意見交換
・登壇者: |
早川 堯夫 塩田 邦郎 |
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澤田 純一 |
(食品安全委員会新開発食品専門調査会ワーキンググループ専門委員、国立医薬品
食品衛生研究所機能生化学部長)
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小泉 直子 |
(食品安全委員会委員長代理) |
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・会場参加者との意見交換では、会場参加者から集めた質問カードを基に、登壇者4名が回答するかたちで、安全性の評価手法や全能性の獲得、食品としての安全性について説明があった。その後、会場参加者と直接意見交換がなされ、安全であるとの判断理由やリスク評価結果をリスク管理機関に通知した後の対応(流通や表示など)等について質問や意見が出された。 |
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