食品安全委員会とは

第253回食品安全委員会議事概要


■第253回食品安全委員会会合結果■
【農薬】

日時:平成20年9月4日(木) 14:00 〜 15:20

場所:食品安全委員会 大会議室

傍聴者数:12名

議事概要:

(1)農薬専門調査会における審議状況について
1)「フルアクリピリム」に関する意見・情報の募集について
2)「ペンシクロン」に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明。
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続に入ることが了承された。
<参考>
1)殺虫剤(殺ダニ剤)で、かんきつ、なし、りんごに使用します。
2)殺菌剤で、水稲に使用し、魚介類への残留基準値の設定の申請、及びチョウセンニンジンへのインポートトレランス(国外で使用される農薬等に係る残留基準)申請がされています。
1)、2)については、ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。
(2)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取について
○農薬
1)トリルフルアニド
・事務局から説明。
・「トリルフルアニドの一日摂取許容量(ADI)を、0.036mg/kg体重/日と設定する。」との審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知されることとなった。
2)ピリプロキシフェン
・事務局から説明。
・発生毒性試験における胎児の無毒性量について、専門調査会において確認することとなった。
3)プロポキシカルバゾン
・事務局から説明。
・「プロポキシカルバゾンのADIを、0.43mg/kg体重/日と設定する。」との審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知されることとなった。
<参考>
1)殺菌剤で、日本国内での農薬登録はありません。とうがらしへのインポートトレランス申請がされています。
2)殺虫剤で、メロン、トマト等に使用し、クランベリーへのインポートトレランス申請がされています。
3)除草剤で、日本国内での農薬登録はありません。
1)、3)はポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。
(3)食品安全委員会の改善に向けた検討について
・事務局から説明。
・論点を再整理し、この論点を基に、改善の方向性について議論することとなった。また、追加すべき論点があるかどうかなどについて、企画専門調査会の意見を併行して聴くこととなった。
(4)食品安全委員会の8月の運営について
・事務局から報告。
(5)食品安全モニター課題報告「食品の安全性に関する意識等について」(平成20年6月実施)の結果について
・事務局から報告。
(6)その他
・ビスフェノールAの食品健康影響評価の進め方について事務局から報告。
・第244回委員会会合での議論を踏まえ、農薬「フルアジナム」の発生毒性について、関係機関を含め検討を行ったところ、新たなデータの存在が確認されたことから、専門調査会で再審議を行なうこととなった。


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