研究情報詳細
評価案件ID | cho99920121009 |
評価案件 | トランス脂肪酸による動脈硬化性疾患の発生機序の解明と健康影響評価手法の確立(研究課題番号1009) |
資料日付 | 2013年3月25日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
事業概要 | 工業的に生産されたトランス脂肪酸は、心血管系疾患のリスク因子の1つとなることから、欧米では食品に表示義務があり、摂取が厳しく制限されている。本研究において、冠動脈疾患患者と非冠動脈疾患患者の血清中トランス脂肪酸濃度を測定し、59歳以下の比較的若年の冠動脈疾患患者は血清中トランス脂肪酸濃度が高いことを確認した。日本人でもトランス脂肪酸摂取過多は、冠動脈疾患リスクとなることを初めて報告し、食品へのトランス脂肪酸量の表示義務の必要性を、我々のデータは支持する。また、動物モデルにおいて、トランス脂肪酸が、冠動脈疾患を発症させる機序も解明した。 (注)この報告書は、食品安全委員会の委託研究事業の成果について取りまとめたものです。 本報告書で述べられている見解及び結論は研究者個人のものであり、食品安全委員会としての見解を示すものではありません。 |
事業名 | 食品健康影響評価技術研究 |
実施機関 | 食品安全委員会 |
添付資料ファイル |