研究情報詳細
評価案件ID | cho99920070501 |
評価案件 | 環境化学物質の発がん性・遺伝毒性に関する検索法の確立と閾値の検討(研究課題番号0501) |
資料日付 | 2008年3月31日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
事業概要 | [主任研究者]所属:名古屋市立大学/氏名:津田洋幸 In vivoでは、通常の混餌試験で肝で代謝された結果、発がん性が陰性化する物質について、口腔内直接投与による舌に対する発がん性を指標とした検出法を開発して食品のdiacylglycerolの評価を行った。変異原性検出ラットを用いた農薬1 ,4-dioxane(IARC評価 Group 2B)の変異原性と肝前癌病変の発生における生物学的閾値の存在することを見い出した。加熱食品に含まれるMeIQxを例にした生物学的閾値に臓器差が在ることを示した。肝発がん性のある農薬piperonyl butoxideのマイクロアレイ解析による遺伝子発現による生物学的閾値の評価を行った。in vitroではサルモネラ菌TA100(DNA除去修復欠損株)およびTA1975P(DNA除去修復野生株)に対する変異原性の加算効果によるNOELに変動が生じることを示した。KBrO3の小核試験においてフローサイトメータ(FCM)による測定を用いた生物学的閾値の検出法の開発を行った。 (注)この報告書は、食品安全委員会の委託研究事業の成果について取りまとめたものです。 本報告書で述べられている見解及び結論は研究者個人のものであり、食品安全委員会としての見解を示すものではありません。 |
事業名 | 食品健康影響評価技術研究 |
実施機関 | 食品安全委員会 |
添付資料ファイル |