調査情報詳細
評価案件ID | cho20210010001 |
評価案件 | 食品中の化学物質への複合ばく露に関する情報収集調査 |
資料日付 | 2021年3月31日 |
分類1 | 調査事業情報 |
分類2 | 報告書 |
事業概要 | 食品安全委員会では、食品中に存在する可能性のある食品添加物、残留農薬等の化学物質のリスク評価を実施している。一方、日々摂取する食品中には多数の化学物質が混在している場合も多いことから、ヒトは同時に複数の化学物質にばく露されていることになる。このような化学物質の複合ばく露による健康影響に対しては、消費者からそのリスク等についての不安や意見・問合せが食品安全委員会に寄せられている。 食品中に含まれる化学物質の複合ばく露による健康影響について、食品安全委員会は、平成18年度に「食品添加物の複合影響に関する情報収集調査」及び「農薬の複合影響評価法に関する文献調査」を実施した。食品添加物、農薬ともに、ヒトの摂取レベルは低く、健康影響が生じる可能性は低いとの結論であった。 一方、国際的な課題となっている、食品中に含まれる化学物質の複合ばく露による健康影響の評価に関して、性質が類似する化学物質のグルーピング方法、ハザードの特定方法、ばく露量の推定方法などの進展がある。リスク評価のフレームワークについては、欧米諸国や国際的なリスク評価機関において積極的に進められている。 このため、最新の知見の整理・分析を行い、食品健康影響評価技術の検討や国民に対する適切な説明等に当たって活用する。 |
事業名 | 食品安全確保総合調査 |
実施機関 | 食品安全委員会 |
添付資料ファイル |