調査情報詳細
評価案件ID | cho20190040001 |
評価案件 | 遺伝子組換え食品等の安全性評価における構成成分データの評価に関するガイダンス作成のための調査 |
資料日付 | 2019年3月31日 |
分類1 | 調査事業情報 |
分類2 | 報告書 |
事業概要 | 遺伝子組換え食品(種子植物)の安全性評価基準(平成16年1月29日食品安全委員会決定)では、「宿主との差異に関する事項」として、組換え体に存在する栄養素や、毒性物質、栄養阻害物質等の有害生理活性物質等の含有量について、宿主を含めた既知の非組換え体と比較して有意な差があるか否かの確認を求めている。これまでの安全性評価では、米国等の大手バイオ企業により、複数地域の圃場で栽培され、かつ、相当数のサンプルを用いて取得されたデータが提出され、これが同一条件で栽培された非組換え体中の含有量やOECDに報告されている参照値の範囲内であることを確認している。 他方で、近年は大学やベンチャー企業等でも遺伝子組換え食品等の開発が行われており、その安全性評価において、実験室内で取得され、かつ、限られたサンプルによる構成成分データをどのように解釈すべきかが議論となっている。今後、ゲノム編集技術等により作出された食品の安全性評価を行うことを想定した場合、仮に構成成分データを求めることとなった際に、この点が大きな焦点となり得ることも予想される。 このため、遺伝子組換え食品等の安全性評価における構成成分データの評価に関するガイダンスの検討・作成に資する情報の収集・整理を行う。 |
事業名 | 食品安全確保総合調査 |
実施機関 | 食品安全委員会 |
添付資料ファイル |