調査情報詳細
評価案件ID | cho20140030001 |
評価案件 | 畜水産食品における薬剤耐性菌の出現実態調査 |
資料日付 | 2014年3月31日 |
分類1 | 調査事業情報 |
分類2 | 報告書 |
事業概要 | 家畜等への抗菌性物質の使用に起因する薬剤耐性菌の食品健康影響評価をより科学的に実施するに当たり、畜水産食品等の薬剤耐性菌の出現に関する科学文献及び調査報告数が極めて少ないことから、畜水産食品等の薬剤耐性菌の出現状況を定量的に把握しておく必要がある。 平成17年度には、畜水産食品における薬剤耐性菌について情報収集するとともに、薬剤耐性菌の出現状況を定量的に把握するためのプロトコルを作成した(平成17年度「畜水産食品における薬剤耐性菌の出現実態調査(プロトコル作成)」報告書)。 このプロトコルに従い、平成18、19及び20年度に畜産食品(牛肉、豚肉、鶏肉)における薬剤耐性菌の出現状況を調査したが、カンピロバクターによる食中毒の原因食品として最も頻度の高い鶏肉におけるカンピロバクターについては、平成18年度にしか調査が行われていない。また、牛肉及び豚肉におけるカンピロバクターについては、これまでの知見から分離頻度が低いことが判明しているが、カンピロバクターによる食中毒の原因食品として重要な牛及び豚の肝臓における薬剤耐性菌の状況については知見が少ない。 このため、鶏肉、牛及び豚の肝臓における薬剤耐性カンピロバクターの調査を実施し、薬剤耐性菌の食品健康影響評価を実施するための基礎資料とする。 |
事業名 | 食品安全確保総合調査 |
実施機関 | 食品安全委員会 |
添付資料ファイル |