調査情報詳細
評価案件ID | cho20090060001 |
評価案件 | 合成樹脂製の器具・容器包装に含まれる化学物質の健康影響評価に関する調査 |
資料日付 | 2009年3月31日 |
分類1 | 調査事業情報 |
分類2 | 報告書 |
事業概要 | 「器具・容器包装」は、食品や食品原料・添加剤(以下、「食品」)が、製造・加工の後、貯蔵・運搬・販売・調理等を経て、ヒトが摂食するまでの段階で、食品と直接接触する形で使用されている。その際、食品の保存性を高めるための道具として、保存時の微生物、異物、化学物質などの汚染を防ぐことにより、食品の衛生性向上に寄与することが重要な役割のひとつである。 一方、器具・容器包装に用いられる材料としては合成樹脂等が多く使用されている。合成樹脂中には、それを構成する合成樹脂だけでなく、一般に、製造時の触媒・離型剤や、使用時の機能向上のための可塑剤・帯電防止剤・酸化防止剤・紫外線防止剤・着色剤など、種々の化学物質を含有していることが多い。また、原料不純物・未重合モノマー・副生成物が残留する可能性もある。 したがって、器具・容器包装それ自体の衛生性が直接食品の安全性に影響をもたらすリ スクを評価することがの安全な使用のために必要である。現在、器具・容器包装に関し、正 式な国際機関によりハーモナイゼーションされたリスク評価は行われていない。米国及び EU では、合成樹脂製の器具・容器包装に含まれる化学物質(合成樹脂モノマー/ポリマー、触 媒、添加剤等)のリスク評価が行われ、これらの評価結果に基づいたポジティブリスト制度 が国際的に受け入れられている。 米国及びEU における合成樹脂製の器具・容器包装に含まれる化学物質のリスク評価に関する情報の収集・解析・整理を行うことにより、将来、日本でのポジティブリストを作成する際に資する資料の作成を目的とした。 |
事業名 | 食品安全確保総合調査 |
実施機関 | 食品安全委員会 |
添付資料ファイル |