Q&A詳細

評価案件ID mob20110100015
タイトル 米穀中のカドミウム含有量調査について
公表日 2011年9月7日
問い合わせ・意見 お米のカドミウム含有量調査結果が発表された。自然条件下と公害問題レベルとの含有は混同されてはならない。消費者は安全性についての正しく理解する努力が必要であると考える。今後も含有量についてのモニタリングは必要である。
問い合わせ・意見分類 食品安全委員会活動一般関係
コメント元 農林水産省
コメント ご意見ありがとうございます。

本年2 月28 日、食品衛生法に基づく米のカドミウム基準は「1.0 mg/kg 未満」から「0.4 mg/kg 以下」に改正されました。食品衛生法では、食品を製造、販売等する食品事業者が、同法の基準を満たす食品を市場に供給するために、自らの責任において自主検査の実施等必要な措置を講ずべきことを規定しています。したがって、各産地は新たな基準を遵守するために必要な低減対策を講じ、自らその効果を確認した上で米穀を出荷することとなります。

農林水産省では、生産者が必要な低減対策を実施して頂けるよう、普及指導員等の営農指導者を対象に、「コメ中のカドミウム濃度低減のための実施指針」を作成して低減対策が産地で行われるよう取り組んでいます。また、その効果を確認するために、これからも定期的に国内産米穀に含まれるカドミウム量の全国実態を把握していく予定です。

農林水産省ホームページにもカドミウムに関する情報をまとめていますので、併せてご覧頂けると幸いです。

〔参考〕
「食品中のカドミウムに関する情報」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_cd/index.html

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