Q&A詳細

評価案件ID mob07018000042
タイトル 「工場野菜」の取り扱いについて ②
公表日 2009年7月14日
問い合わせ・意見 環境制御型水耕栽培野菜の施設、いわゆる「植物工場」が政府の施策により、大幅に増加することが予想される。農薬不使用、低細菌、消費者の安全志向に応える野菜ということでありますが、そこにも埋もれた衛生上の問題が潜んでいるのではないか。行政等の検証とガイドラインの策定が消費者の安心と健全な業者を育成する上で必要と考える。
問い合わせ・意見分類 その他
コメント元 農林水産省
コメント (平成21年5月分)
植物工場は、生育環境を高度に制御することにより野菜等の植物の周年・計画生産が可能な施設であり、設置・運営コストが莫大といった課題がある一方、季節や天候、土地を選ばない安定生産が可能といった利点を有しています。
植物工場は、温室における水耕栽培等の延長線上にある農業の一形態であり、従来型の農業で生産される農産物・食品と同様に、農薬取締法、食品衛生法等の関係法令を遵守して生産する必要があります。農業生産においては、食品安全や環境保全等のため、農業生産工程管理(GAP)の取組を行うことが重要であり、農林水産省では、GAPの導入推進を図っています。水耕栽培を行う施設においては、特に培養液の適正管理に注意する必要があります。
農林水産省では、施設整備や研究開発の面でこれまでも植物工場の取組を支援してきたところです。平成21年補正予算では、植物工場の更なる普及・拡大に向け、低コスト化技術の実証や施設の導入に対する支援策を措置したところであり、今後も農業の一形態として支援してまいります。
〔参考〕
○農林水産省
「植物工場の普及拡大に向けて」
http://www.maff.go.jp/j/seisan/engei/plant_factory/index.html


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