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評価案件ID mob07018000017
タイトル ビタミンAの過剰摂取による影響について
公表日 2008年4月1日
問い合わせ・意見 ビタミンAの過剰摂取による影響について教えてください。
問い合わせ・意見分類 その他
コメント元 食品安全委員会
コメント (平成19年9月分)
ビタミンA(※)過剰症には、急性と慢性の症状があり、急性の中毒症状としては、腹痛、悪心、嘔吐、めまいなどの後、全身皮膚落屑(らくせつ)がみられます。慢性の中毒症状としては、全身の関節や骨の痛み、皮膚乾燥、脱毛、食欲不振、体重減少、頭痛などが起こります。そのほかには、催奇形性、骨粗しょう症も知られています。
 ビタミンAの過剰摂取は、それを含有する薬剤を大量に服用するか、含有量の多い動物性食品を多量に食べることで起こることがあります。
 なお、妊娠3ヶ月以内または妊娠を希望する女性については、胎児への影響を考え、妊婦の推奨量を超えるような過剰摂取をしないよう、特に注意が必要です。
 また、ビタミンAの不足による健康障害も知られていますので、バランスよい食事を心がけることが必要です。
 食品安全委員会では、平成18年9月、ファクトシート(科学的知見に基づく概要書)「ビタミンAの過剰摂取による影響」を公表しておりますので、詳細についてはファクトシートをご参照ください。http://www.fsc.go.jp/sonota/factsheet-vitamin-a.pdf
※ビタミンAは、人の視覚、聴覚、生殖等の機能維持、成長促進、皮膚や粘膜などの保持、たんぱく質合成等重要な役割に関与する脂溶性ビタミンの一つです。ビタミンAの主な供給源は、ビタミンAそのものを含む動物性食品や、体内でビタミンAに変換されるカロテン含有量の高い緑黄色野菜で、多く含まれる食品には、「鶏レバー」、「豚レバー」、「ニンジン」、「ホウレンソウ」などがあります。 <!--PAUSE-->
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