Q&A詳細

評価案件ID mob07017000056
タイトル 食品表示の真正検査について
公表日 2010年6月16日
問い合わせ・意見 食品表示の真正性について、国民は行政をはじめとした第三者機関による客観的な検証に期待している。そこで、もっと幅広く多くの検体を真正検査に供すべきで、その結果については、広く国民に積極的に公表することが肝要だ。
問い合わせ・意見分類 食品表示関係
コメント元 消費者庁
コメント (平成22年3月分)
消費者庁としては、消費者等から頂いた食品表示に関する疑義情報等を基に、食品表示の真正性について客観的な検証を行っております。
また、農林水産省等関係機関と密に連携することにより、疑義情報の効率的な実態解明に努めております。
食品の表示の偽装については、消費者の信頼を揺るがす重要な問題であり、今後ともこれらの取り組みを進めることにより、食品表示の適正化に努めてまいります。
コメント元 農林水産省
コメント (平成22年3月分)
食品の真正性の確認は、食品表示の適正化にとって重要な位置を占めるものと考えています。
農林水産省は、食品表示Gメン(農林水産省の食品表示監視担当職員)が行う小売店舗等を対象にした食品表示に関する日常的な監視・指導業務の中で、
① 店舗における調査において、名称や産地に関する表示の根拠を仕入伝票その他の帳票類により確認する真正性確認
② 消費者の関心の高まりや社会情勢等を踏まえて特定した品目について、独立行政法人農林水産消費安全技術センター(FAMIC)と連携し、DNA分析などにより科学的に検証する真正性確認
を行い、その結果を公表しています。
さらに、FAMICは、自らもJAS法に基づく品質表示基準に規定する表示が適切に行われているかどうか等についてDNA分析などの科学的手法を用いて調査を実施し、その結果を公表しています。なお、FAMICにおいては、真正性確認のもととなる科学的な手法にかかる分析法のマニュアルを作成し、その都度公表しています。
〔参考〕
○農林水産省
「そば加工品の表示に関する特別調査の実施結果について」
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/100310.html
○独立行政法人農林水産消費安全技術センター/報道・発表
http://www.famic.go.jp/hiroba/press/press_release1/21press/press-current.html
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