Q&A詳細
評価案件ID | mob07017000035 |
タイトル | NOAELの設定方法について |
公表日 | 2009年1月26日 |
問い合わせ・意見 | ADI(一日摂取許容量)は、NOAEL(無毒性量)を安全係数※で割ることで求められるとのことですが、NOAELとはどのように決めるのですか。 |
問い合わせ・意見分類 | その他 |
コメント元 | 食品安全委員会 |
コメント | (平成20年11月分) NOAEL(無毒性量)とは、動物を使ってある物質について何段階かの投与量を用いて毒性試験を行い、何ら有害な影響が認められなかった最大の投与量のことです。 各種動物(マウス、ラット、ウサギ、イヌ等)を使った長期間投与時の毒性試験や発がん性、胎児への影響等の試験において得られた個々のNOAEL(無毒性量)の中で最も小さい値を、ADI設定に使います。 使用すべき動物種なども含めた試験方法に関しては、ガイドラインが定められています。 ガイドラインの例:「農薬の登録申請に係る試験成績について」 (平成12年11月24日付け12農産第8147号農林水産省農産園芸局長通知、http://www.acis.famic.go.jp/shinsei/index.htm参照) なお、動物試験において何段階かの投与量が設定されますが、適切な投与量設定のための予備試験が行われ、NOAEL(無毒性量)を得るように考慮されています。 ※安全係数 実験動物と人間の「種の差」や人間の性別、年齢、健康状態などの「個人差」を考え、さらに安全を考慮した係数のこと。通常100を用いるが試験データの質によっては、さらに高い値が使われる。 <!--PAUSE--> |
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