Q&A詳細

評価案件ID mob07016000032
タイトル 食品事故事例とISO22000について
公表日 2008年12月12日
問い合わせ・意見 食品事故の未然・再発防止には、ISO22000(食品安全マネジメントシステム)の定着が大きな力となると思われる。しかしながらそれを実行するのは企業であり、法令を順守し企業の社会的責任を履行することが前提である。
問い合わせ・意見分類 食品衛生関係
コメント元 農林水産省
コメント (平成20年10月分)
貴重な御意見を頂きありがとうございます。
御意見のとおり、ISO22000の導入は、食品事故の未然・再発防止に大変有効な方法といえます。その理由としてISO22000では、HACCPを中心にして、HACCPを製造現場だけに任せるのではなく、経営者も一体となって関わっていくことを要求しており、経営者の責任の明確化や経営資源の管理に関する事項、トレーサビリティシステムの構築や、食品安全マネジメントシステムの妥当性確認、検証及び改善に関する事項など、食品の品質・衛生管理体制の確保を図る上で重要となる取組みが含まれているからです。
農林水産省としても、HACCPをはじめ、ISO22000のようなHACCPを中心とした全社的な品質管理体制づくりの構築を推進することは大変重要と考えており、シンポジウムの開催など普及啓発を図り、導入の推進を行っているところです。
また、相次いで、食品関係事業者による消費者の信頼を裏切るような行為や法令違反が発生していることを踏まえ、食品事業者の意識改革やコンプライアンスの徹底を図るため、農林水産省では、本年3月に「食品業界の信頼性向上自主行動計画」策定の手引を作成し、これに即した食品業界の取組を促進することとしています。さらに、食品事業者を対象として意識改革やコンプライアンスの徹底を図るための実践的な方策等に関するセミナーを開催(今年度は42回)するとともに、食品関係団体や商工会議所などの要請に応じて無料の講師派遣も実施しているところです。
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