Q&A詳細
評価案件ID | mob07016000028 |
タイトル | 事故米事件について |
公表日 | 2009年3月31日 |
問い合わせ・意見 | 事故米事件は、日本の食品流通を大きく揺るがした。今回の事故米だけでなく、食品すべての流通経路を見直し、体制を強化するなど、食に係る行政すべて力を合わせて、同様の事件が二度と起こらないようにしてほしい。 |
問い合わせ・意見分類 | 食品衛生関係 |
コメント元 | 食品安全委員会 |
コメント | (平成20年10月分) 消費者の安全確保に政府一体として取り組んでいくべき事案に対しては、内閣府国民生活局が事務局となり、消費者行政推進担当大臣の下、各府省庁に置かれた「消費者安全情報総括官」を核として対応する体制を整備しています。事故米穀の不正規流通事案に関しましても、この枠組みで対応しており、食品安全委員会もその一員として、関係府省庁と連携を取りながら対応しております。 特に、食品安全委員会はリスク評価機関として、科学に基づいて客観的かつ中立公正な立場から、緊急時等における危害要因についての科学的な情報を迅速にホームページで提供するほか、消費者団体等との意見交換会を実施しています。また、既に食品健康影響評価を終了したメタミドホス、アセタミプリドについては、その概要とともに、事故米穀を使用した食品を食べた場合の健康への影響について、Q&Aとしてホームページで情報提供しています。 また、総アフラトキシンについては、現在食品健康影響評価を進めておりますが、その評価結果についても迅速に、わかりやすくお伝えすることが必要と考えております。 〔参考〕 ○食品安全委員会 「事故米穀の不正規流通事案に関する情報について」 http://www.fsc.go.jp/emerg/jikomai.html <!--PAUSE--> |
コメント元 | 農林水産省 |
コメント | (平成21年1月分) 事故米の問題については、皆様に大変御心配・御迷惑をおかけし、改めて深くお詫び申し上げます。 これまで「工程表」により、スケジュールを明確にして取り組んでまいりました。昨年10月には取組の中間的総括を行い、また、翌11月には、米の流通システムに関する新たな制度の骨格を公表するなど、国民の皆様に進捗状況をお示ししてきました。 流通ルートについて解明できるものはすべて解明を終えており、消費者の方々に御心配をおかけする状況はなくなっております。 また、事故米穀を今後二度と流通させないようにするため、 ① 輸入検疫で食品衛生法上問題があるとされた米麦については、輸出国等へ返送するか又は廃棄する ② 国の在庫保有中に問題が生じた場合は、これを廃棄する ③ 米流通に関する厳格な検査マニュアルを整備する ことなどを措置してまいりましたが、こうした再発防止策については、今後も徹底して取り組んでまいりたいと考えています。 また、今般の事故米穀の問題を契機として、米の流通に係わる制度を見直し、システムを整備することとしております。 具体的には、米のトレーサビリティ、米関連商品の原料米原産地情報の伝達を含めた新たな米流通システム関連法案を取りまとめ、今通常国会に提出したところです。 他方、内閣府に設置された「事故米穀の不正規流通問題に関する有識者会議」において、本件の原因究明及び責任の所在の明確化について徹底した検証が行われて、「調査報告書(第一次取りまとめ)」が取りまとめられ、これを踏まえて、昨年11月、関係職員に対する厳正な処分を行いました。 更に、若手課長クラスを中心とする農林水産省改革チームを立ち上げ、農林水産省の業務・組織のあり方について検討しました。 昨年11月、その成果が緊急提言として取りまとめられ、これを受けて、12月24日に「農林水産省改革の工程表」を策定したところです。 農林水産省としては、BSE問題の経験を生かせなかったことを職員の一人一人が重く受け止め、その反省の上に立って、農林水産省の職員の意識や組織の体質を根本から改革していく必要があるものと考えております。 今後とも、スピード感と国民の皆様に納得いただくことを旨としながら、全力をあげて農林水産省の改革を実行してまいります。 なお、政府が輸入米を引き渡した後にカビが発見される事態を極力なくすため、昨年12月から引渡し前に解袋・詰替え等を行ってカビの有無を目視で確認するようにしています。 <!--PAUSE--> |
コメント元 | 厚生労働省 |
コメント | (平成21年1月分) 事故米穀の不正規流通事案については、広域性、社会的影響の大きさ等を踏まえ、政府一体となって対応しているところです。 厚生労働省では、関係地方自治体に対して食品衛生法に基づく回収命令等の実施を要請するなど、農林水産省等と連携して対応しています。 。 <!--PAUSE--> |
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