Q&A詳細
評価案件ID | mob07016000019 |
タイトル | アレルギー様中毒について |
公表日 | 2008年5月8日 |
問い合わせ・意見 | アレルギー様食中毒(ヒスタミン中毒)の認知度は高くないように思う。抗結核薬などを服用していなくても、ヒスタミンを多く含む食品を食べることで、ヒスタミン中毒を起こしてしまう危険性があること、また防止対策の面からも細菌由来であることを理解すべきであることを知った。アレルギー様食中毒について、啓発活動を広くお願いしたい。 |
問い合わせ・意見分類 | 食品衛生関係 |
コメント元 | 食品安全委員会 |
コメント | (平成20年3月分) ヒスタミンによる食中毒は、海水中や環境中にいる細菌によって食品中のアミノ酸(ヒスチジン)が分解され、生成されたヒスタミンを摂取することによって生じ、じんま疹、発熱などの食物アレルギーと類似した症状を呈します。 日本では年間数件の食中毒(患者数100名程度)が発生しており、赤身魚やその加工品で起こることが古くから知られています。 いったん生成されたヒスタミンは一般的な調理程度の加熱では分解されないため、この食中毒を防ぐためには、これらの細菌が増えないようフードチェーンを通じて、食品の衛生的な取扱いと低温管理を徹底する必要があります。 <!--PAUSE--> |
コメント元 | 厚生労働省 |
コメント | (平成20年3月分) アレルギー様食中毒は、主にマグロ、サバ、イワシ、カツオ、アジといった赤身魚などの食品の加工・貯蔵中にヒスタミン生成菌が増殖し、食品中にヒスタミンが異常に蓄積されることにより起こります。また、ヒスタミンは熱に強く、通常の加熱調理では分解されません。 このため、ヒスタミンによる食中毒を予防するためには、病原微生物による食中毒予防と同様に、低温管理などにより菌の増殖を防ぐことが最も効果的な手段となります。 厚生労働省では、これらの点を踏まえ、消費者の方を対象に、ホームページなどを通じて「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」の啓発に努めています。 特に「生鮮食品は新鮮な物を購入しましょう。」、「生鮮食品などのように冷蔵や冷凍などの温度管理の必要な食品の購入は、買い物の最後にし、購入したら寄り道せず、まっすぐ持ち帰るようにしましょう。」、「冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったら、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。」などは、消費者の方がヒスタミンによる食中毒を予防するための重要なポイントになると考えます。 (参考)消費者向け情報「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/syouhisya/index.html <!--PAUSE--> |
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