Q&A詳細

評価案件ID mob07009000013
タイトル 妊婦への魚介類摂食について
公表日 2008年5月8日
問い合わせ・意見 厚生労働省は、数年前、妊婦に対して魚介類の何種類かの摂食に関する注意喚起をしたが、妊婦以外の摂食に関しては本当に大丈夫なのだろうか。また、国産、外国産を含め、すべての魚介類に含まれるメチル水銀の量を算出してほしい。
問い合わせ・意見分類 化学物質・汚染物質関係
コメント元 食品安全委員会
コメント (平成20年3月分)
食品安全委員会では、メチル水銀の暫定耐容週間摂取量を代謝、排泄機能が低いハイリスクグループの胎児を対象として設定しています。したがって、この値は正常な代謝、排泄機能を持つ乳児、小児及び成人においても健康に悪影響を及ぼさないレベルとなります。
「魚介類等に含まれるメチル水銀に関する食品健康影響評価についてのQ&A」
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy_methylmercury_qa.html

なお、魚介類に含まれるメチル水銀の量については、農林水産省ホームページの食品安全に関するリスクプロファイルシートで公表されていますので、参考として下さい。
http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/profiles/methylmercury.pdf
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コメント元 厚生労働省
コメント (平成20年3月分)
厚生労働省では、平成17年11月2日に、妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項について、公表を行っております。この中で、食品安全委員会による食品健康影響評価において、特に水銀の悪影響を受けやすいと考えられる対象者(ハイリスクグループ)は胎児とされ、注意事項の対象は妊娠している方又は妊娠している可能性のある方とされていることから、乳児、小児や妊婦以外の成人は、注意事項の対象とする必要はないと考えています。
また、妊婦についても、現在の平均的な暴露量は、耐容量(懸念される胎児に与える影響を十分保護できる量)を下回っていることから、平均的な食生活をしている限り、健康への影響について懸念されるようなレベルではないものと考えています。
なお、注意事項を公表するにあたり検討に用いた魚介類のメチル水銀量のデータについては、厚生労働省ホームページに掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/050812-1-05.pdf
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