Q&A詳細

評価案件ID mob07009000007
タイトル 米に含有されるカドミウムについて
公表日 2009年1月26日
問い合わせ・意見 我が国の「カドミウム汚染米」について、安全基準が国際基準より低く甘いこと、現状についての情報が十分開示されていないことなどの問題がある。食品衛生法の規格基準と、「汚染米」「準汚染米」「食用米」の区分には矛盾がある。このままでは消費者の信頼は確保できない。客土などにより水田の土壌の復元を図ること等、抜本的対策を望む。
問い合わせ・意見分類 化学物質・汚染物質関係
コメント元 農林水産省
コメント (平成20年11月分)
農林水産省は、食品衛生法の規格基準(玄米として1.0 ppm未満)を超えるようなコメが生産される水田においては、何らかのカドミウム汚染があったと考えており、汚染原因者による水田土壌の現状復帰が基本として、農用地土壌汚染防止法に基づく客土対策を実施しているところです。
なお、薬事食品衛生審議会において規格基準の厳格化に向けた議論が進められる中、農林水産省は、カドミウム高吸収稲を用いた新たな土壌浄化技術の確立を目指し、来年度に全国段階での実証事業を開始する予定です。
これ以外にも、稲がカドミウムを吸収しやすい時期(穂が出る時期の3週間前後)に湛水管理を実施し、稲のカドミウム吸収を抑制するような栽培技術の導入を促進し、水稲に含まれるカドミウムの全体的な低減に取り組んでいるところです。
これらの低減対策を的確に推進するため、全国のコメのカドミウム実態調査を実施しております。平成19年度調査では37都道府県で実施しました。調査内容及び結果について下記ホームページで公表してまいりますので御覧いただきたいと思います。
〔参考〕
○農林水産省
「食品中のカドミウムに関する情報」
http://www.maff.go.jp/cd/index.html
「カドミウムの実態調査結果」
http://www.maff.go.jp/cd/C-page.htm
「農産物中のカドミウム低減化に向けた対策」
http://www.maff.go.jp/cd/D-page.htm
「米流通安心確保対策事業」
http://www.maff.go.jp/cd/html/D5.htm
○環境省
「農用地土壌汚染防止法にかかる対策の概要」
http://www.env.go.jp/water/dojo/nouyo/index.html
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