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評価案件ID mob07009000001
タイトル 魚介類の有害物質調査について
公表日 2008年3月13日
問い合わせ・意見 ニューヨークの寿司店20軒中5軒のマグロから、人体に有害なレベルの水銀が検出されたという報道があった。日本は世界一のマグロ消費国だが、日本近海で捕れたマグロも、近隣諸国が大量に排出する有害物質の影響を受けている可能性があると思う。速やかに日本で水揚げ、市販される魚介類の有害物質調査を行い、問題ある品目が見つかれば国民に公表することを望む。
問い合わせ・意見分類 化学物質・汚染物質関係
コメント元 厚生労働省
コメント (平成20年1月分)
魚介類に含まれる水銀に関する安全確保については、平成17年11月2日に公表された「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」の中で、妊婦が注意すべき魚介類の種類とその摂食量の目安を示しています。この注意事項は、胎児の保護を第一に食品安全委員会の評価を踏まえ、魚介類の調査結果等からの試算を基に作成されたものであり、注意事項の対象となった魚介類を偏って多量に食べることを避け、水銀摂取量を減らすことによって魚食のメリットを活かすこととの両立を期待しています。この試算に用いられた水銀含有量データについては、公表されています。http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/051102-2.htm <!--PAUSE-->
コメント元 農林水産省
コメント (平成20年1月分)
農林水産省では、人の健康への影響が懸念される重金属や化学物質について、魚介類を含む食品中の含有実態調査を優先度に応じて実施しており、魚介類については国民的関心の高い水銀やダイオキシン類等の調査を実施し、天然・養殖別等の調査結果を公表しています。これまでの調査結果によれば、クロマグロのメチル水銀濃度は0.21~1.3ppm、その他のマグロ類についてはさらに低濃度であり、これは通常の食生活をしている限り、健康への影響について懸念されるレベルではないと認識しています。これらについては、下記の当省ホームページでご確認いただけます。
なお、魚介類には人の健康に有益な栄養成分や機能成分が豊富に含まれています。一部の食品を過度に摂取したりするのではなく、魚介類を含めバランスの良い食生活を送られることが重要だと考えられます。
(参考)
農林水産省ウェブサイト
「食品安全:個別危害要因への対応(有害化学物質)」http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/kobetsu.html
「健康に悪影響を与える可能性のある魚介類中に含まれる物質などについて」 http://www.maff.go.jp/fisheat/fish-2nd2.htm
食品安全委員会ウェブサイト
「魚介類に含まれるメチル水銀に係る食品影響評価の結果」http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-hyouka-methylmercury.pdf <!--PAUSE-->
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