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評価案件ID mob07003000021
タイトル 1000℃以上で焼却処理した肉骨粉の肥料としての安全性について
公表日 2008年4月1日
問い合わせ・意見 1
,000℃以上で、一定時間焼却処理した肉骨粉の焼却灰及び炭化物を肥料として利用することによるBSE汚染リスクは無視できると評価しましたが、わかりやすく説明してください。また、肥料としての肉骨粉の利用価値等についても教えて下さい。
問い合わせ・意見分類 BSE関係
コメント元 食品安全委員会
コメント (平成17年8月分)
肉骨粉の焼却灰及び炭化物の肥料利用におけるBSE汚染リスクの評価については、プリオン専門調査会において審議がなされ、この結果を受けて、本年7月28日の食品安全委員会で評価結果が決定されたものです。
 本評価においては、耐熱性の高い羊スクレイピープリオンを用いて、1
,000℃の熱処理で感染性が消失した実験データ及び800℃、30分間の熱処理が肉骨粉炭化物中のアミノ酸を消失させる分析データ等の科学的知見を基に審議が行われました。この結果、牛の特定危険部位(SRM)及び検査を経ていない牛の部位が混合しない、国内で製造される肉骨粉を、空気が流通した状態で、1
,000℃、5分間以上の焼却処理された焼却灰、及び空気を遮断した状態で 1
,000℃、30分間以上の焼却処理された炭化物を肥料に利用することに係る人への健康影響は無視できるとされました。
 また、肥料としての肉骨粉の利用に関し、農林水産省によれば、1
,000℃以上で、一定時間焼却処理した肉骨粉の焼却灰と炭化物は、水稲、果樹、野菜等の農作物の緩効性肥料として、利用価値があるとのことです。 <!--PAUSE-->
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