会議資料詳細

第1回化学物質・汚染物質専門調査会幹事会

開催日:
2007年11月28日
開催者:
食品安全委員会
内容:
(1)食品からのカドミウム摂取の現状に係る安全性確保について
・事務局より、汚染物質部会で了承された評価書(案)の概要説明を行った。「結論」の記述内容の変更、「まとめ及び今後の課題」の追記、概要版の作成について提案があり、了承された。概要版の内容等については、座長一任とされたが、汚染物質部会の専門委員による確認の後、次回幹事会において確認することとされた。
(2)清涼飲料水に係る化学物質の食品健康影響評価
1)トルエンについて
・審議の結果、223μg/kg体重/日を耐容一日摂取量(TDI)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食品安全委員会へ報告することとされた。
2)1,1,1-トリクロロエタンについて
・審議の結果、600μg/kg体重/日を耐容一日摂取量(TDI)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食品安全委員会へ報告することとされた。
3)1,1,2-トリクロロエタンについて
・審議の結果、3.9μg/kg体重/日を耐容一日摂取量(TDI)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食品安全委員会へ報告することとされた。
4)メチル-t-ブチルエーテルについて
・審議の結果、143μg/kg体重/日を耐容一日摂取量(TDI)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食品安全委員会へ報告することとされた。
5)ホルムアルデヒドについて
・審議の結果、15μg/kg体重/日を耐容一日摂取量(TDI)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食 品安全委員会へ報告することとされた。
6)亜塩素酸について
・審議の結果、亜塩素酸イオンとして29μg/kg体重/日を耐容一日摂取量(TDI)とし、評価書(案)を食品安全委員会へ報告することとされた。
7)二酸化塩素について
・審議の結果、亜塩素酸イオンとして29μg/kg体重/日を耐容一日摂取量(TDI)とし、評価書(案)を食品安全委員会へ報告することとされた。
8)銅について
・審議の結果、9mg/ヒト(成人)/日を許容上限摂取量(UL)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食品安全委員会へ報告することとされた。 
(3)その他
・事務局より、厚生労働省における食品衛生法に基づく器具又は容器包装及びおもちゃの鉛等の規格基準の改正に関する概要説明を行った。
添付資料ファイル: