食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06770870314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、海藻に含まれるヨウ素の法的上限値を定めることは、健康上懸念される摂取量を減らす為に役立つとする見解を公表
資料日付 2026年8月5日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は8月5日、海藻に含まれるヨウ素の法的上限値を定めることは、健康上懸念される摂取量を減らす為に役立つとする見解を公表した。概要は以下のとおり。
 世界中に約1万種存在する藻類のうち、約145種が食品として利用されており、その主な消費地は日本、韓国、中国などのアジア諸国である。ここ数年、ヨーロッパやドイツでも藻類及び藻類製品の生産と消費が増加している。
 海藻は栄養価の高い食品とされており、食物繊維や生理活性物質、及び相当量のビタミンやミネラルを含んでいる。同時に、その栽培には農地や淡水を必要としないため、持続可能な資源とも見なされている。
 ただし、海藻の中にはヨウ素を非常に多く含むものもある。ヨウ素含有量は、海藻の種類、季節、栽培方法、加工方法などによって変動する。ヨウ素含有量の非常に高い海藻を摂取すると、この微量栄養素の摂取量が過剰となり、特に妊婦、授乳中の女性、甲状腺疾患や腎機能障害のある人といった感受性の高い人々にとって、健康上のリスクをもたらす可能性がある。
 BfRの見解によれば、上限値の設定により、海藻(及び海藻製品)の摂取に伴う消費者への急性健康リスクを低減することができる。これは、極めて高い急性単回摂取量(「ばく露のピーク」)を制限できるためである。しかし、議論されている「海藻の乾燥重量1キログラムあたり1グラムのヨウ素」という上限値では、海藻と海藻製品を定期的に長期にわたり摂取するすべての消費者において、健康上問題のないヨウ素摂取量を確保するには不十分である。
 それでもなお、海藻からの過剰なヨウ素摂取から国民を保護するため、BfRは、すぐに食べられる海藻及び海藻含有製品について、ヨウ素含有量の表示に加え、摂取に関する推奨事項と(感受性の高い人々を保護するための)補足的な警告表示を行うことを推奨している。
《評価の対象》
 現在、EU(欧州連合)のレベルでは、食品としての海藻及び海藻を含む食品について、乾燥重量1キログラム(kg)あたり1グラム(g)のヨウ素という上限値を定めることを規定した規則案が議論されている。本意見書において、BfRは、当該上限値が、ヨウ素の過剰摂取による消費者の健康リスクを低減するのに適切であるかどうかを検証した。評価にあたっては、特に、海藻の種類、収穫地、加工工程、一般市民及び脆弱な集団の食習慣といった影響要因が、健康評価に関連する限りにおいて考慮された。
 BfRとその前身機関であるドイツ連邦消費者健康保護・獣医学研究所(BgVV)及びドイツ連邦保健庁(BGA)は、すでに意見書において、特定の海藻製品による高ヨウ素摂取がもたらす潜在的な健康リスクについて指摘しており、ヨウ素を豊富に含む海藻製品については、海藻乾燥重量1kgあたり20ミリグラム(mg)のヨウ素を上限値とし、それに応じた警告表示を推奨していた。
 こうした背景を踏まえ、最新の科学的知見を考慮し、また欧州レベルでの規制措置に関する現在の議論を踏まえて、再評価が行われている。
(以下省略)
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL https://www.bfr.bund.de/stellungnahme/verbindliche-jod-hoechstgehalte-in-algen-koennen-helfen-gesundheitlich-bedenkliche-aufnahmemengen-zu-verringern/#c41868

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