食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06770350104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、ハラペーニョに関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を公表(初報)
資料日付 2026年8月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は8月5日、ハラペーニョに関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を公表した(初報)。概要は以下のとおり。
 要点:CDC及び複数の州の公衆衛生当局は、ハラペーニョに関連したサルモネラ属菌集団感染について調査を実施している。事業者は、リコール対象となっているハラペーニョの在庫を確認し、販売または提供を行うべきではない。
1. CDC、複数州の公衆衛生局及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州にわたるSalmonella Javiana集団感染の調査のため、様々なデータを収集している。
2. 疫学及び遡及調査の結果、メキシコ・シナロア州産でCoast Citrus Distributors社が流通させたハラペーニョがS. Javianaに汚染され、病因となっている可能性が示されている。
3. 疫学的データ
・総患者数:345名(2026年8月4日時点)
・発生州数:27州
・入院者数:情報が得られた291名中36名(12%)
・死亡者数:0名
 発症日は2026年6月19日から7月20日までであった。
4. 公衆衛生当局は、患者の年齢、人種、民族的帰属、その他の人口統計情報、及び患者が発症前の1週間に喫食した食品等、様々な情報を収集する。この情報は調査員が当該集団感染の発生源を特定するのに役立つ手がかりを提供する。
 以下は、本集団感染の患者についての統計情報である(「n」は各統計のための情報が得られた人数)。
・年齢(n=345) 範囲:1歳未満~85歳、年齢中央値:30歳
・性別(n=342) 女性:63%、男性:37%
・人種(n=181) 白人:90%、アフリカ系米国人/黒人:9%、アメリカ先住民又はアラスカ先住民:1%未満、ハワイ先住民又はその他太平洋諸島系:1%未満、複数人種を報告:1%未満
・民族(n=184) 非ヒスパニック系:93%、ヒスパニック系:7%
5. 州及び地方の公衆衛生当局は、発症前の1週間に喫食した食品について患者に聞き取り調査を行っている。聞き取り調査を受けた191人のうち、177人(93%)が発症前にメキシコ料理店で食事をしたと回答しており、その中にはChipotle Mexican Grill及びQDOBAが含まれていた。利用日は2026年6月14日から7月14日までであった。
6. 多数の患者が疾病クラスターの一部として確認された。疾病クラスターとは、発症前1週間以内に同一店舗の飲食店で食事をした、同一イベントに参加した、又は同一店舗の食料品店で買い物をしたと報告した、同一世帯に属さない2人以上の患者を指す。疾病クラスターの調査は、集団感染の発生源を特定する上で重要な手掛かりとなる。複数の関連性のない患者が数日以内に同一の飲食店や販売店で食事や買い物をしていた場合、その店舗で汚染食品が提供又は販売されていた可能性が示唆される。
7. 7州にあるChipotle Mexican Grill及びQDOBAの店舗において、27の疾病クラスターが確認された。共通して報告された食材は、ハラペーニョ、赤タマネギ、コリアンダー及びアボカドであった。
8. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)の結果、患者の検体に由来する細菌が遺伝的に近縁であることが示され、当該集団感染の患者が共通の食品により発症したことが示唆された。
9. WGS解析により、343例の検体由来細菌について抗菌性物質耐性は予測されなかった。一方、1例の検体由来細菌ではアンピシリン、セフチオフル、セフトリアキソン、ストレプトマイシン、スルフィソキサゾール、トリメトプリム-スルファメトキサゾールに対する耐性及びシプロフロキサシンに対する非感受性が予測された。別の1例の検体由来細菌ではアジスロマイシン耐性が予測された。さらなる情報は全米薬剤耐性監視システム(NARMS)のサイトで入手できる。
10. 本調査の一環として、FDAは患者が関連期間中に食事をしたと報告した場所に基づくトレースバック調査を実施した。その結果、Coast Citrus Distributors社へ供給しているメキシコ・シナロア州の共通するハラペーニョ生産者が、当該集団感染の発生源である可能性が高いことが判明した。
11. CDCは、調査が継続している間、事業者に対し、リコール対象となっているハラペーニョの在庫を確認するとともに、これらを提供又は販売しないよう勧告している。当該集団感染の発生について通知を受けた後、Chipotle Mexican Grill及びQDOBAは、影響を受けたハラペーニョの提供を中止した。これらの事業者が対象製品を店舗から撤去する措置を講じたことから、CDC及びFDAは、当該集団感染に関して、現時点ではこれらの店舗を介した消費者への継続的なリスクはないと判断している。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/salmonella/outbreaks/javiana-08-26/investigation.html

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