食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06770070160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、調査プロジェクト報告書「野菜及び果物におけるパーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)を検出する分析方法の開発及びバリデーション」を公表
資料日付 2026年8月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は8月11日、調査プロジェクト報告書「野菜及び果物におけるパーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)を検出する分析方法の開発及びバリデーション」を公表した。概要は以下のとおり。
 PFASは、その撥水性、耐油性及び防汚性といった特性から、幅広い製品に使用されている、製造された化学物質である。環境中及びフードチェーンにおけるPFASの存在を低減するため、その規制の在り方を強化する取り組みが行われている。これらの措置は、PFASへのばく露に伴う長期的な健康及び環境への潜在的な影響を軽減することを目的としている。
 FSAは、グレートブリテンにおいて、食品中のPFASを検査する公的管理検査機関の能力が不足していることを確認した。これに対処すべく、果物及び野菜におけるPFASを検出する分析方法の開発及びバリデーションをFera Science社に委託した。本プロジェクトは、以前に同社がFSAの資金提供を受けて実施した研究を基盤とするものであり、その研究においては、動物由来製品におけるPFASを検出する分析方法の開発及びバリデーションが行われた。これらの方法により、FSAが、食品中のPFAS汚染による潜在的な消費者健康リスクの評価、及び食品安全上のインシデントへの効果的な対応を行うことが可能となる。
 開発された分析方法は、欧州のガイダンスに適合している。幅広い果物及び野菜を代表するものとして、10種類の食品(※補足1)が選定された。これらのサンプルは、スーパーマーケットから入手されたもので、検出可能な濃度でPFASを含有していた。分析方法のバリデーションを実施したところ、サンプルに添加するPFASの濃度を高くするにつれて、EUで規制されている4種類のPFAS分析対象物質(※補足2)を検出することができたサンプル数も増加した。EUで規制されている4種類全てのPFASについて、最低(添加)濃度でバリデーション基準を満たした食品は、ビーツ(Beetroot)のみであった。
 最低濃度で完全なバリデーションを達成するためには、検出限界未満のPFASしか含有しないサンプルを特定するために、果物及び野菜において更なるスクリーニングを行う必要がある。新興の23種類のPFASについて、追加のバリデーションが試みられた。しかし、サンプル調製及び汚染の問題により、これらの化合物のうちいくつかについては十分なデータを得ることができず、完全なバリデーションには至らなかった。この点については、今後の研究で対処される予定である。
(※補足1) 葉菜類(ケール)、でんぷん質の塊茎類(ジャガイモ)、色素含量の多い農産物(ニンジン・ビーツ・トマト・ブルーベリー)、果物(リンゴ・ナシ)、穀類(小麦粉)、菌類(マッシュルーム)
(※補足2) パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、パーフルオロオクタン酸(PFOA)、パーフルオロノナン酸(PFNA)、パーフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://science.food.gov.uk/article/165163-development-and-validation-of-analytical-methods-for-the-detection-of-pfas-in-vegetables-and-fruit

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