食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06760070298 |
| タイトル | 国際がん研究機関(IARC)、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジイソノニルの発がん性に関するIARCモノグラフ評価の結果を公表 |
| 資料日付 | 2026年7月3日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 国際がん研究機関(IARC)は7月3日、フタル酸ブチルベンジル(butyl benzyl phthalate)(BBzP)、フタル酸ジブチル(dibutyl phthalate)(DBP)、フタル酸ジイソノニル(diisononyl phthalate)(DINP)の発がん性に関するIARCモノグラフ評価の結果を公表した。概要は以下のとおり。 BBzP、DBP及びDINPの3種類の化学物質に関する最新のIARCモノグラフの評価結果が、The Lancet Oncology誌に掲載された。この要約論文では、IARCモノグラフ会合第142巻の結論が提示されている。 3種類の化学物質はすべて、2025年~2029年のIARCモノグラフの優先順位を勧告する諮問グループによって、高い優先順位が与えられた。 BBzP、DBP及びDINPはいずれも高生産量化学物質であり、床材やケーブル等の軟質ポリ塩化ビニル(PVC)用途の可塑剤として主に使用されているが、接着剤・シーラント、塗料・コーティング剤、化粧品、工業用溶剤、そして(DBPについては)医薬品にも使用されている。いくつかの国が、玩具、育児用品、食品接触材料等への使用に規制を課した後、BBzP及びDBPの生産量は減少したが、DINPの生産量は1980年代以降増加している。 BBzP、DBP及びDINPは、大気、水、土壌、堆積物、塵埃、食品に広く存在している。世界各地でのバイオモニタリング調査は、一般集団が遍在的にばく露されていることを明確に示している。職業ばく露は、自動車、PVCフィルム、プラスチックの製造・加工、リサイクル業務に従事する作業者のほか、ネイルサロンの従業員や医療従事者等のサービス主体の職業に従事する作業者の間でも発生している。 各化学物質について、作用機序の証拠(mechanistic evidence)は有力であり、動物におけるがんに関する証拠は、(BBzP及びDINPについては)十分、又は(DBPについては)限定的であった。いずれの場合も、ヒトにおけるがんに関する証拠は不十分であった。 作業部会は、BBzP、DBP及びDINPのそれぞれについて、「ヒトに対して発がん性がある可能性がある(possibly carcinogenic to humans)(グループ2B)」と評価した。 科学的評価全体は、IARCモノグラフ第142巻として発表される予定である。 当該要約論文(https://doi.org/10.1016/S1470-2045(26)00334-7)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(26)00334-7/abstract 当該Q&Aは以下のURLから閲覧可能。 https://www.iarc.who.int/wp-content/uploads/2026/06/QA-Mono-Vol142.pdf 当該インフォグラフィックは以下のURLから閲覧可能。 https://www.iarc.who.int/wp-content/uploads/2026/06/infographic_mono_vol_142.jpg |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 国際がん研究機関(IARC) |
| 情報源(報道) | 国際がん研究機関(IARC) |
| URL | https://www.iarc.who.int/news-events/iarc-monographs-evaluation-of-the-carcinogenicity-of-butyl-benzyl-phthalate-dibutyl-phthalate-and-diisononyl-phthalate/ |
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