食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06750770376
タイトル スコットランド食品基準局(FSS)、食中毒リスクが最も高い人々に関するガイダンスを更新
資料日付 2026年6月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スコットランド食品基準局(FSS)は6月11日、食中毒リスクが最も高い人々に関するガイダンスを更新した。概要は以下のとおり。
 FSSは、どのような人が食中毒を発症しやすく、重篤な症状を呈しやすいかを明確にできるよう、ガイダンスの更新を公表した。
 改訂された定義では、幼児(5歳未満)、妊婦、及び高齢者(一般的に65歳以上)におけるリスクの高さを確認するとともに、糖尿病、がん、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、肝疾患及び腎疾患といった特定の臨床状態を追加している。
 また、免疫抑制剤(様々な自己免疫状態を理由とする場合や臓器移植後に服用される)等の薬剤、及びオメプラゾール等の胃酸を抑制する薬剤(プロトンポンプ阻害薬(PPIs))についても記載している。
 FSSは特に、これらの集団に複数該当する人において、食中毒のリスクが増加することを強調する。例えば、糖尿病を患う高齢者である。
 FSSの上席科学顧問であるLouise Crozier氏は、次のように述べる。「糖尿病のような特定の健康状態や、PPIsのような医薬品名を挙げることによって、人々及び医療専門家が早期にリスクを認識できるようにすること、及び台所での適正な安全規範の徹底を確保できるようにすることは、重篤な疾患の予防に役立てられる。」
 「我々のメッセージは実践的かつバランスの取れたものである。処方された医薬品の服用を中止するのではなく、合理的な食品安全対策を講じるべきである。」
 スコットランド公衆衛生局(PHS)の公衆衛生コンサルタントであり、胃腸感染症・人獣共通感染症チーム長であるSarah Weir氏は、次のように述べる。「食中毒によって、誰でも不調になり得るが、大抵は軽度である。一部の人々、特に、脆弱なリスクの高い集団に属する人々においては、食中毒が、より深刻な健康問題につながる可能性がある。」
 「更新されたFSSの食中毒に関するガイダンスは、最新の科学的エビデンスに基づいており、食品安全メッセージが、重篤な疾患の発生を防ぐべく、最もリスクの高い人々に確実に届けられるよう、的を絞った助言を提供するものである。」
 更新は、独立したエビデンスレビュー及び専門家パネルの意見に基づいたものである。FSSは、国民保健サービス(NHS)のパートナー機関、PHS及び英国全域のカウンターパートと連携し、一貫性のある公衆衛生上の助言を確保している。
#今日できること
・FSSのウェブサイトを確認し、自分又は自分が料理を提供する相手が、記載されている食中毒の高リスク集団のいずれかに該当しているか確認すること。
・消費期限(use-by date)を守る、冷蔵庫内温度が0~5℃であることを確認する、食品を湯気が立つまでしっかり加熱調理するなど、基本的な食品安全対策を実践すること。自分の医薬品について疑問がある場合は、医療専門家に相談すること。
・詳細な定義、実践的な助言、介護者及び専門家向けリソースについては、(以下の)FSSウェブサイトを参照すること。
「食中毒リスクの高い人々」
https://www.foodstandards.gov.scot/consumer-advice/food-safety/people-who-are-at-higher-risk-of-food-poisoning
 同日付で公表された関連報告書及びツールキットは以下のURLから閲覧可能。
1. 報告書「食中毒に対する脆弱性の検討:臨床的に脆弱な集団に関する包括的レビュー」(食中毒に対して臨床的に脆弱な集団の定義に関する研究)
https://www.foodstandards.gov.scot/science-and-evidence/examining-vulnerability-to-foodborne-illness-a-comprehensive-review-of-clinically-vulnerable-groups
2. 報告書「食中毒リスクの高い人々に関する消費者調査」(成人が食中毒リスクの高い人々という概念をどのように受け止め、解釈しているかをより深く理解するための定性的調査)
https://www.foodstandards.gov.scot/science-and-evidence/consumer-research-regarding-people-at-higher-risk-of-food-poisoning
3. 報告書「SEFARI フェローシップ:高齢人口及び食中毒」(高齢人口の特定の構成員が食中毒に罹患する原因となるライフスタイル要因を特定する)
https://www.foodstandards.gov.scot/science-and-evidence/sefari-fellowship-the-older-population-and-foodborne-illness
4. 「食中毒リスクの高い人々-関係者向けツールキット」
https://www.foodstandards.gov.scot/business-guidance/running-a-food-business/publications/people-who-are-at-higher-risk-of-food-poisoning-partner-toolkit
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) スコットランド食品基準局(FSS)
情報源(報道) スコットランド食品基準局(FSS)
URL https://www.foodstandards.gov.scot/news/food-standards-scotland-updates-guidance-on-those-most-at-risk-from-foodborne-illness

利用上の注意事項

本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。

1 情報の収集・要約・翻訳について

 (1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。
 (2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
 (3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
 (4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
 (5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。

2 掲載情報と食品安全委員会の立場について

 (1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。
 (2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
 (3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
 (4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。

3 利用者の責務

 (1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。
 (2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
  ① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
  ② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
 (3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。