食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06750630104 |
| タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、MMWR Surveillance Summariesにて「海洋性毒素類と関連する食品媒介性疾患の集団発生?食品媒介性疾患の集団発生サーベイランスシステム(米国、2011?2023年)」と題するサーベイランス概要報告を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2026年6月18日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は6月18日、MMWR Surveillance Summaries(2026, 75(3): 1-13、doi: 10.15585/mmwr.ss7503a1)にて「海洋性毒素類と関連する食品媒介性疾患の集団発生?食品媒介性疾患の集団発生・サーベイランスシステム(米国、2011?2023年)(Foodborne Disease Outbreaks Associated with Marine Toxins ? Foodborne Disease Outbreak Surveillance System, United States, 2011?2023)」と題するサーベイランス概要報告を公表した。概要は以下のとおり。 1. 問題/状況 海洋性毒素類は、CDCの食品媒介性疾患の集団発生・サーベイランスシステム(FDOSS)に毎年報告される非感染性集団発生の大半の原因となっている。 特定の海洋性毒素類は、藻類により産生され食物連鎖を通じて水生動物に蓄積するが、不適切な食品保管の結果として生じる毒素類もあり、それゆえ、予防可能である。毒素産生性藻類の異常増殖(有害藻類ブルーム)は米国の両海岸にて発生しており、一部の種においては、史実に基づく地理的分布域(熱帯及び亜熱帯地域におけるGambierdiscus属(シガトキシン・マイトトキシン産生性の底生性渦鞭毛藻)等)が拡張している。 食品媒介性疾患の原因となる海洋性毒素類は、無味無臭であり、加熱調理及び冷凍に耐性を示し、複雑かつ多様な消化器系・神経系・神経心理学的な諸症状を発症させ得る。海洋性毒素類の摂取に起因する重篤な疾患の中でも、心血管系及び呼吸器系の症状を呈した場合には、入院や死亡に至る事例も確認される。 これらの集団発生を分析すれば、その発生率・重篤度・主要な特性に関する知見が得られ、食品安全への取り組み及び食品媒介性疾患の予防対策に向けて利用することができる。 2. 対象期間 2011年から2023年 3. システムの説明 CDCはFDOSSを通じて、米国の地方・州・準州の保健部局から食品媒介性疾患の集団発生に関するデータを収集している。食品媒介性疾患の集団発生は、共通の食品へのばく露と関連する類似した疾患が2症例以上確認される事例と定義され、集団発生の病因及び食品の供給源が確定された状態でも、疑いのある状態でも報告される。2009年以降、保健部局は、CDCのウェブ上にて展開する「米国集団発生報告システム(National Outbreak Reporting System)」を利用し、食品媒介性疾患の集団発生をFDOSSに任意にて報告している。 4. 結果 2011年から2023年の期間に、海洋性毒素類に起因する食品媒介性疾患の集団発生が総計402件FDOSSに報告されており、これらの集団発生において、疾患の発症例1,280件、入院症例96件、死亡症例1件が確認される。 これらの報告された集団発生の全米発生率は、人口100万人当たり1.2件であり、32州・ワシントンDC・プエルトリコから報告されている。報告率が最も高かったのは、ハワイ州(人口100万人当たり25.3件)、プエルトリコ(人口100万人当たり16.5件)、フロリダ州(人口100万人当たり6.3件)、アラスカ州(人口100万人当たり5.4件)であった。 食品の供給源は396件(99%)の集団発生にて特定されており、そのうち379件(96%)は魚類が関与していた。食品の輸入状況が既知であった集団発生調査313件のうち、関与した食品の219件(70%)は輸入食品ではなかった。 食品調製場所が1箇所に特定された集団発生のうち、193件(51%)は一般住宅にて、130件(34%)は着席する飲食施設にて報告されている。 《スコンブロイドトキシン》 集団発生報告のほぼ全て(95%)は、スコンブロイドトキシン(集団発生192件、疾患発症例597件、入院症例6件)、あるいは、シガトキシン(集団発生189件、疾患発症例619件、入院症例67件)が関与していた。 スコンブロイドトキシンの集団発生192件において、最多の集団発生を報告した管轄区域は、ニューヨーク州(43件(22%))、フロリダ州(38件(20%))、カリフォルニア州(23件(12%))、ハワイ州(18件(9%))であった。 食品の供給源の報告があったスコンブロイドトキシンによる集団発生の報告189件のうち、大多数(76%)はマグロが関与していた。輸入状況の情報提供があったスコンブロイドトキシンによる集団発生の報告131件のうち、70件(53%)は輸入食品が関与していた。 食品調製場所が1箇所であったスコンブロイドトキシンによる集団発生の報告181件のうち、104件(57%)にて着席する飲食施設が特定されている。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06750631104) |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
| 情報源(報道) | MMWR Surveillance Summaries, 2026, 75(3): 1-13、doi: 10.15585/mmwr.ss7503a1 |
| URL | https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/75/ss/ss7503a1.htm |
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