食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06750460470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、「欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)及び大腸菌におけるカルバペネマーゼ分布の変化-CRE25調査の主要な分離株コレクションから得られた予備的結果」と題する評価書を公表
資料日付 2026年6月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は6月29日、「欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)及び大腸菌におけるカルバペネマーゼ分布の変化-CRE25調査の主要な分離株コレクションから得られた予備的結果」と題する評価書(6ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 2025年カルバペネム耐性腸内細菌目細菌調査(CRE25調査)の主要な分離株コレクションから得られた予備的データは、カルバペネム耐性(R)又は高ばく露下で感受性(I)の肺炎桿菌複合体(SC)におけるカルバペネマーゼ遺伝子分布の大きな変化を示している。本研究では、2019年のカルバペネム及び/又はコリスチン耐性腸内細菌目細菌調査(CCRE調査)と比較して、blaKPCカルバペネマーゼ遺伝子の割合の減少及びblaNDM遺伝子の割合の増加が示された。blaNDMを保有する分離株の割合の増加は、過去に伝播していたblaNDM保有肺炎桿菌の高リスク系統(例:ST147)の拡散、新たなblaNDM陽性高リスク系統(例:ST383、ST395、ST6260)の出現、及び以前は他のカルバペネマーゼ遺伝子と関連していた系統(例:ST258/512)によるblaNDMの獲得に起因する。blaNDM-1の継続的な拡散とともに、blaNDM-5の顕著な増加が観察されている。blaNDM変異型を保有する分離株の割合の増加は、セフタジジム-アビバクタム、メロペネム-バボルバクタム及びイミペネム-レレバクタムなど、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症の治療のために開発された多くの新規抗菌薬がNDM産生CREに対して活性を示さないため、極めて懸念される事態である。
 カルバペネム耐性/高ばく露下で感受性(R/I)の大腸菌データセットについては、過去のCCRE調査におけるカルバペネムR/I大腸菌分離株の数が少ないため、調査間での結果の比較はより困難である。肺炎桿菌複合体とは対照的に、大腸菌分離株においては、主としてblaOXA-48様カルバペネマーゼ遺伝子の割合が増加しており、これは主に腸管外病原性高リスク系統(例:ST38、ST131、ST13730、ST69、ST10)におけるblaOXA-244の検出増加によるもので、これらの系統は市中及び医療環境の両方で拡散することが知られている。blaOXA-244を保有する大腸菌分離株の割合の増加は、市中環境においてこれらの株が検出されずに伝播する可能性があることから懸念される。
 EU/EEAにおけるCPEの拡散に関連する被害を管理及び低減するためには、より一層の取り組みが必要である。これらの取り組みには以下が含まれる:
・管理措置の実施に向けた国家レベルの調整及び病院への支援の改善
・国家CPE管理計画の策定
・強化された感染予防管理措置及び抗菌性物質適正使用プログラムの実施
・ゲノムサーベイランスを含む、CPEの迅速な検出及び特性解析のための検査室能力の強化
・CPE感染症に対して適応となる抗菌性物質のイノベーション及びアクセスの強化
 当該評価書は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/Changing-carbapenemase-distribution-K.-pneumoniae-E.%20coli-EUEEA.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/changing-carbapenemase-distribution-klebsiella-pneumoniae-and-escherichia-coli

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