食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06740720104
タイトル Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR): 「テングタケ属きのこによる中毒 - 北カリフォルニア、2025年11月?2026年3月」
資料日付 2026年5月28日
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概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)のジャーナルMorbidity and Mortality Weekly Report(May 28, 2026 / 75(20); 258?263, DOI: http://dx.doi.org/10.15585/mmwr.mm7520a2)に掲載された報告書「テングタケ属きのこによる中毒 - 北カリフォルニア、2025年11月?2026年3月(Amanita Species Mushroom Poisonings ? Northern California, November 2025?March 2026)、著者Kevin J. Brandecker(University of California、米国)ら」の概要は以下のとおり。
 テングタケ属には約600種のきのこが含まれるが、中にはアマトキシン類を産生する種もあり、この毒素を摂取すると肝不全や死に至る可能性がある。有毒きのこは、多くの場合、無毒の食用きのこに類似しており、外観からそれらと識別することは困難である。
 2025年11月下旬、カリフォルニアにおける降雨量が平年を上回った後、地域の菌類学者は、地域の公園や周辺の自然地帯において多数のテングタケ属きのこが大量発生していることを確認している。
 2025年11月18日、カリフォルニア州毒物管理システム(California Poison Control System(CPCS))のサンフランシスコ支部所属の専門家は、採取した野生きのこを摂取した後に消化器症状及び肝毒性を呈した患者2名に対し、アマトキシン含有きのこ中毒の疑いがあると判断した。
 その後の17週の間に(2025年11月18日-2026年3月17日)、採取した野生きのこを摂取した患者に対し、39件のアマトキシンきのこ中毒の疑い症例がCPCSに報告された。これらの39症例は、消化器症状及び肝毒性の発症が遅延するというパターンを特徴としており、32名(82%)の患者は回復し、3名(8%)は肝移植が必要となり、4名(10%)は死亡している。
 CPCS及びカリフォルニア州公衆衛生局毒物アウトブレイクプログラム(California Department of Public Health Toxicological Outbreak Program)は、州全体への健康勧告及び多言語に翻訳された教育資料を一般市民向けに発出する等、連携して対応策を実施している。影響を受けた患者らは、総計すると少なくとも6種の英語以外の言語を話していた。
 本件は、報告されたきのこ関連肝毒性中毒としては、カリフォルニア州史上最大の集団発生であり、米国全体においてもここ数十年間で最大規模となる。本件はまた、別種の有毒なテングタケ属菌種であるAmanita ocreataを摂取した患者も確認されている、この規模としては最初のアウトブレイクであった。
 アマトキシン含有きのこの摂取と関連する罹患率及び潜在的致死性は、深刻な公衆衛生上の懸念である。アマトキシン含有きのこの子実体が形成される晩秋から春半ばの期間に、英語圏以外のコミュニティ向けを含めて教育資料を提供することにより、中毒発生件数を減少させられる可能性がある。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) Morbidity and Mortality Weekly Report, May 28, 2026 / 75(20); 258?263, DOI: http://dx.doi.org/10.15585/mmwr.mm7520a2
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/75/wr/mm7520a2.htm

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