食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06730300104 |
| タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、裏庭飼育の家きんに関連したサルモネラ属菌集団感染の続報を公表 |
| 資料日付 | 2026年5月14日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は5月14日、裏庭飼育の家きんに関連したサルモネラ属菌集団感染の続報を公表した。概要は以下のとおり。 1. 複数の州の公衆衛生当局は、裏庭飼育の家きんとの接触に関連した、3件の複数州にわたるサルモネラ属菌集団感染について調査を進めている。 ・これらの集団感染における患者の4分の1以上は5歳未満の子供である。 ・最も規模の大きい集団感染では、アヒルとの接触を報告した人が異常に多くなっている。 ・裏庭飼育の家きんは、いずれもヒトを病気にする可能性のあるサルモネラ属菌を保有している可能性がある。家きんの周囲では健康を守るための対策を取ること。 2. CDCと複数の州の公衆衛生当局は、Salmonella Enteritidis、S. Mbandaka、S. Saintpaulによる複数州にわたる集団感染を調査するため、様々な種類のデータを収集している。疫学、遡及調査及び検査のデータにより、裏庭飼育の家きんとの接触が病因となっていることが示されている。 3. 2026年4月23日の前回の更新以降、S. Enteritidis及びS. Mbandakaの新たな集団感染株によるものを含む、150人の新規感染者が報告された。2026年5月4日時点で、S. Enteritidis(32人)、S. Mbandaka(19人)、S. Saintpaul(133人)の集団感染株に感染した患者が、31州から合計184人報告されている。発症日は2026年1月17日から4月20日までである。情報が得られた154人のうち、53人(34%)が入院した。ワシントン州で1人の死亡が報告されている。 4. 公衆衛生当局は、患者の年齢、人種、民族的帰属、その他の人口統計情報、及び患者が発症前の一週間に接触した動物等、様々な種類の情報を収集する。この情報は調査員が当該集団感染の発生源を特定するのに役立つ手がかりを提供する。 以下は、本集団感染の患者についての統計情報である(「n」は各統計のための情報が得られた人数)。 ・年齢(n=184) 範囲:1歳未満~86歳、年齢中央値:31歳、5歳未満:28% ・性別(n=184) 女性:57%、男性:43% ・人種(n=153) 白人:94%、アジア人:3%、黒人:1%未満、ハワイ先住民またはその他の太平洋諸島系:1%未満、複数人種を報告:2% ・民族(n=152) 非ヒスパニック系:88%、ヒスパニック系:12% 5. 州及び地方の公衆衛生当局は、発症前の一週間に接触した動物について患者に聞き取り調査を行っている。 ・聞き取り調査を受けた141人のうち、110人(78%)が裏庭飼育の家きんとの接触を報告した。 ・S. Saintpaul感染患者で裏庭飼育の家きん種を特定した65人のうち、51人(78%)がひよこ又は鶏を、35人(54%)がアヒル又はその雛を報告した。 ・情報が得られた25人の患者のうち、16人(64%)がペキン種(Pekin)のアヒルと回答した。 ・S. Saintpaulの集団感染の患者は、最も多くの患者がひよこ及び鶏との接触を報告した他の集団感染と比べ、より頻繁にアヒル又はその雛(特にペキン種のアヒル)との接触を報告した。 6. 裏庭家きんの所有を報告した70人のうち、61人(87%)が2026年1月1日以降に家きんを購入又は入手していた。患者らはこれらの家きんを様々な場所から入手したと報告した。大半は農業資材小売店から購入したと報告している。調査員は、患者が家きんを入手した場所について、その小売店へ供給した孵化場も含めて情報収集を継続している。 これらの集団感染株は5か所の孵化場に関連付けられている。CDCは、州の関係機関と協力して、これらの関連性を孵化場に通知し、上流の供給業者との関連を評価している。調査が継続される中で、これらの集団感染にさらに別の孵化場が関連付けられる可能性がある。 7. オハイオ州の調査員は、裏庭飼育の家きん、又は孵化場から小売店へ家きんを輸送する際に使用された箱の内部から検体を採取した。全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、これらの検体から検出されたS. Saintpaul及びS. Mbandakaは、患者から検出された株と同じ株であることが判明した。 8. ヒト由来の184検体、動物由来の6検体、及び環境由来の1検体について、WGSによる薬剤耐性予測の評価が実施された。ヒトの133検体及び動物の6検体に由来する細菌においてホスホマイシンに対する耐性が予測され、ホスホマイシン耐性検体のすべて(100%)が血清型Saintpaulであった。さらに、ヒト由来27検体は以下の抗菌性物質の1種類以上への耐性を有すると予測された:クロラムフェニコール、ストレプトマイシン、スルフィソキサゾール、テトラサイクリン、及びゲンタマイシン。ヒトの32検体はシプロフロキサシンに対する非感受性(nonsusceptibility)及びナリジクス酸に対する耐性が予測された。19検体(ヒト由来18検体、環境由来1検体)では耐性は予測されなかった。 9. サルモネラ属菌感染症患者の大半は、抗菌性物質を使用せずに回復する。しかし、抗菌性物質が必要な場合、今回予測された耐性を有するサルモネラ属菌による感染症においては、通常推奨される抗菌性物質では治療できない可能性があり、別の抗菌性物質の選択が必要となる場合がある。さらなる情報は、全米薬剤耐性監視システム(NARMS)のサイトで入手できる。 10. CDCは、裏庭飼育の家きんの周囲で健康を守るための対策を講じるよう、全ての人に推奨している。CDC及び州の協力機関は、孵化場や家きんを販売する店舗と連携して、新たに家きんを飼育する人々への教育及び孵化場におけるサルモネラ属菌拡散抑制に取り組んでいる。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
| 情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
| URL | https://www.cdc.gov/salmonella/outbreaks/saintpaul-04-26/investigation.html |
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