食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06720590294
タイトル 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及びリスク評価報告書(2026/1/23~3/31)を公表(豚インフルエンザウイルス)
資料日付 2026年3月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は4月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及びリスク評価報告書(2026/1/23~3/31)を公表した(9ページ)。豚インフルエンザウイルスに関する概要は以下のとおり。
・インフルエンザA(H1N1)変異型(v)、中国
 2026年3月20日、中国は雲南省の小児におけるインフルエンザA(H1N1)vウイルス感染による検査確定症例1例をWHOに通知した。患者は2026年1月30日に発症し、2月2日に肺炎で入院したが、数日で回復した。患者は発症前に家畜豚へのばく露があったと報告した。
・インフルエンザA(H1N2)v、中国
 2026年2月3日、中国は雲南省の小児におけるインフルエンザA(H1N2)vウイルス感染による検査確定症例1例をWHOに通知した。当該患者は2026年1月20日に軽度の症状を発症し、2026年2月2日に検査により感染が確認された。患者は発症前に家畜豚へのばく露があったことを報告した。本症例と前述症例との間には疫学的関連性は認められない。
・インフルエンザA(H3N2)v、ブラジル
 2026年1月26日、ブラジルは、インフルエンザA(H3N2)vウイルス感染による検査確定症例1例をWHOに通知した。2025年9月1日、マト・グロッソ・ド・スル州に居住する男児がインフルエンザ様疾患(ILI)の症状を呈し、9月2日に医療機関を受診した。当該患者は、併存疾患又は最近の渡航歴を報告しておらず、直近のキャンペーンにおいて季節性インフルエンザに対する予防接種を受けたと報告されている。
 9月9日、ILIの定点サーベイランス対象施設である医療機関において呼吸器検体が採取された。9月12日、マト・グロッソ・ド・スル州中央公衆衛生検査所(Lacen/MS)は、A型インフルエンザウイルスの亜型判定のためのRT-qPCR検査において、A型インフルエンザマーカーと、豚由来のインフルエンザH3変異型ウイルスを示すH3マーカーが増幅されたことを報告した。検体はAdolfo Lutz研究所のナショナルインフルエンザセンター(NIC)に送付され、分子学的検査及びゲノム配列決定によりA(H3N2)vであることが確認された。当該配列は10月1日にGISAIDに登録された。当該検体は、米国疾病管理予防センター(CDC)のWHO協力センターとも共有され、そこでゲノム学的及び抗原的特性評価が実施された。
 疫学調査が実施され、当該症例は、豚及び採卵鶏が飼育されている農業学校の学生であることが確認されたが、同校の管理者は、学生らが最近豚と直接接触したことはないと報告した。当該症例は、期間中にILI症状を呈したクラスメートと接触があったことが報告された。患者の母親を除き、全ての家庭内接触者は2025年シーズンの季節性インフルエンザに対するワクチン接種を受けていた。現在までのところ、本症例に関連してA(H3N2)vウイルス感染による他のヒト症例は検出されていない。
・リスク評価
(1)豚インフルエンザウイルス感染の更なるヒト症例の公衆衛生上のリスクは?
 豚インフルエンザウイルスは世界中の多くの地域の豚集団の間で伝播している。地理的な位置により、これらのウイルスの遺伝的特性は異なる。ほとんどのヒト症例は感染した動物や汚染された環境との接触を通じて豚インフルエンザウイルスにばく露されている。ヒトの感染はほとんどの場合、軽度の臨床疾患となる傾向がある。これらのウイルスは豚集団で検出され続けているため、更なるヒト症例の発生が予想される。新たな散発的症例が検出されたとしても公衆衛生上の影響はごく小さい。更なる散発的ヒト症例の全体的なリスクは低い(low)。
(2)豚インフルエンザウイルスが持続的にヒトからヒトへ伝播する可能性は?
 上述の事例に関連する持続的なヒトからヒトへの伝播は確認されていない。現在のエビデンスでは、現在流行している豚インフルエンザウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないことが示唆されている。従って、今のところ、持続的なヒトからヒトへの伝播の可能性は低いと見られる。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment--31-march-2026

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