食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06720570294 |
| タイトル | 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及びリスク評価報告書(2026/1/23~3/31)を公表(鳥インフルエンザA(H9)ウイルス) |
| 資料日付 | 2026年3月31日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は4月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及びリスク評価報告書(2026/1/23~3/31)を公表した(9ページ)。鳥インフルエンザA(H9)ウイルスに関する概要は以下のとおり。 ・A(H9N2)、中国 2026年2月9日から3月20日までの期間に、中国はA(H9N2)ウイルス感染による検査確定症例4例をWHOに通知した。症例の情報は以下のとおり。 年齢及び性別、省、発症日、転帰の順に記載 1. 5歳未満の男児、湖南省、2025年12月29日、回復 2. 73歳女性、広東省、2026年1月17日、回復 3. 5歳未満の男児、広東省、2026年1月20日、回復 4. 63歳男性、広西チワン族自治区、2026年2月5日、回復 2例の成人症例は基礎疾患を有していた。最初の2例は生きた鳥類市場へのばく露歴があった。最後の症例は病気の家きんへのばく露歴があった。これらの症例のばく露が疑われる地域に関連する環境から採取された検体は、A(H9)ウイルス陽性と判定された。3番目の症例は、汚染された環境又は媒介物へのばく露があった可能性が高い。これらの症例の接触者において、さらなる症例は検出されなかった。 ・A(H9N2)、イタリア(セネガルからの帰国者) 2026年3月21日、イタリアは成人男性におけるA(H9N2)ウイルスの検出をWHOに通知した。当該患者は6か月以上セネガルに渡航し、2026年3月中旬にイタリアに帰国した。イタリア到着後、当該患者は医療機関を受診した。患者は発熱しており、1月中旬以降持続性の咳嗽を発症していた。3月16日に気管支肺胞洗浄液検体について実施された検査室検査において、結核菌陽性の結果が示されるとともに、亜型判定不能なA型インフルエンザウイルスが検出された。当該患者は、陰圧室の空気感染予防下の隔離室に収容され、抗結核療法及び抗ウイルス療法による治療を受けた。3月24日時点において、患者の臨床状態は安定しており、改善に向かっている。 2026年3月20日、地域のリファレンスラボラトリーがA(H9)亜型を確認し、3月21日には次世代シークエンス解析によりインフルエンザA(H9N2)であることが確認された。最初の遺伝学的知見からは、当該感染がセネガルに関連する鳥類の感染源からもたらされた可能性が高いことが示唆されている。追加検体がイタリアのナショナルインフルエンザセンターに送付され、さらなる特性解析により、セネガルの家きんにおいて過去に同定された株との遺伝学的類似性が高いインフルエンザA(H9N2)亜型ウイルスであることが確認された。 動物、野生生物、又は農村環境への直接的なばく露は確認されなかった。また、症状を呈する、又は確定診断を受けたヒト症例との接触も報告されなかった。ばく露源に関するさらなる疫学的調査が進行中である。 セネガルにおいて特定された接触者は無症状であった。イタリアにおいて特定され追跡された全ての接触者は、インフルエンザ陰性と判定され、国のガイドラインにより求められる症状発現に関する積極的モニタリング及び検疫期間を完了した。 インフルエンザA(H9)ウイルスによるヒト感染は、アフリカ及びアジア諸国から報告されており、これらの国々では当該ウイルスが家きんにおいても検出されている。これは、欧州地域において初めて報告された鳥インフルエンザA(H9N2)の輸入ヒト症例である。 ・リスク評価 (1)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染による更なるヒト症例の世界的な公衆衛生上のリスクは? ヒト症例のほとんどは、感染した家きん又は汚染された環境との接触を通してA(H9N2)ウイルスにばく露された後に発生している。現在まで、ヒトのA(H9N2)感染では、そのほとんどが軽度の臨床疾患となっている。当該ウイルスはアフリカ及びアジアの複数の国の家きんで風土病化しているため、感染家きん又は汚染された環境へのばく露に関連してさらなるヒト症例の発生が予想されるが、それは引き続き稀である。新たな散発的症例が検出されたとしても、公衆衛生への影響はごく小さい。全体的な世界的公衆衛生リスクは低い(low)。 (2)当該事例に関連する鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスが持続的にヒトからヒトへ伝播する可能性は? 現時点で、最近報告されたA(H9N2)ウイルスによるヒト感染例に関連した持続的なヒトからヒトへの伝播は確認されていない。現在のエビデンスでは、これらの事例に由来するA(H9N2)ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないことが示唆されている。従って、今のところ、持続的なヒトからヒトへの伝播の可能性は低いと見られる。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
| 情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
| URL | https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment--31-march-2026 |
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